中学受験ノウハウ 志望校選び

公立の中高一貫校ってどんなところ? 公立中高一貫校のメリット・デメリットは? (2ページ目)

2018年2月22日 中学受験ナビ 編集部

公立の中高一貫校を受検するには?

公立の中高一貫校は、公立の義務教育機関であることから、公平・平等を担保するため、私立の中学・中高一貫校とはすこし違った入学までの流れになっています。ここで公立中高一貫校出願・受検の概要をみていきましょう。

受検に必要な書類や受検費用は?

公立中高一貫校の一般入試を受けるために必要な書類は、入学願書と報告書です。報告書は、小学校5・6年次の成績をまとめたもので、成績評価を点数化して、合否判定の材料とします。ほかには、遠方に在住しているなど特定の条件に当てはまる場合に、「応募資格審査書類」を出す必要があります。また、海外帰国枠に出願する場合は、その証明書類を求められます。

一般入試のほかに、特別な応募基準が設けられた特別枠入試が行われることがあります。その場合は、たとえばコンクールの賞状など、応募基準を満たしていることの証明書類を送るように定められていることもあります。

書類以外では、入学考査料(検定料)を納付した領収書も必要です。領収書は願書の指定の場所に貼り付けて提出するようになっています。入学考査料は、公立校の場合は一律2,200円となっています。

選抜内容はどうなっているの?

公立中高一貫校の一般入試では、学力試験ではなく「適性検査」を受けることになります。学力試験は国語・算数といった教科ごとの問題を解くものですが、適性検査は教科ではなく「検査する能力」ごとに出題されます。

「検査する能力」とは、たとえば「作文を記述する能力」や「文章を読み解く能力」などです。適性検査では一つの教科の学力ではなく、複数の教科・分野にわたる「横断的な能力」が必要となるため、小学校で培った総合的な学力が求められます。

私立中学の入試の学力試験とは違った対策が必要になるため、上位の私立中学と公立中高一貫校を併願しようとすると、準備の負担が大きくなってしまうかもしれません。

公立中高一貫校への進学を考えるなら早い段階から準備を!

公立中高一貫校は、東京都立小石川中等教育学校のような高い大学進学実績の名門校もあり、また私立中学にくらべて学費も安いため、人気が高い学校が少なくありません。先述のとおり適性検査という公立中高一貫校ならではの試験形式もあるので、公立中高一貫校を志望校にするなら早い段階から十分に準備して臨みましょう。

(中田ボンベ@dcp)

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