中学受験ノウハウ 習慣づけ

【中学受験】塾通いスタートの時期に親が目を向けるべきポイントと注意点

2022年1月02日 石井知哉

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中学受験合格に向けて、多くの受験生が塾通いを選びます。そこで、塾に通い始めの時期に保護者が理解・実践しておきたいポイント、注意すべきことを解説します。

塾通いスタートの時期に気をつけたい3つのポイント

塾の通い始めの時期に特に注意しておきたいのは、次の3点です。この3点は伸び悩みの原因にもなりやすいので、塾通いを始めてから1ヶ月は特に確認しておきたいところです。

【1】遅刻していないか
【2】授業中の姿勢
【3】宿題の取り組み

【1】遅刻していないか

遅刻をすると、その時間分の授業を受けていないことになります。塾の授業では、冒頭にその日の学習内容の重要ポイントが説明されることが多いので、遅刻をすると授業についていけなくなる可能性が高まります。

【2】授業中の姿勢

授業を受けていても、ボーっとしていたり、ノートに落書きをしていたり、友達とおしゃべりをしていたり、授業内容に関係のない別のことを考えていたりと、授業に身が入っていなければ内容は頭に入ってきません。

【3】宿題の取り組み

授業を受けて理解できても、時間が経てば忘れてしまうものです。そこで、授業内容を反復学習するために塾では宿題を出します。ですから、宿題の取り組みがおろそかになると理解が定着せず、次回以降の授業が十分に理解できなくなるおそれがあります。

よい塾習慣をつくるために、親ができるサポートとは?

よい塾習慣とは、次の3つをしっかりと継続していることです。

・遅刻をしない
・授業を集中して受けて理解する
・宿題を確実にやり遂げる

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石井知哉

石井知哉

  • この記事の著者

株式会社QLEA教育事業部部長。教育系Webサイト「School Post」を主宰。2000年、早稲田大学第一文学部 哲学科卒業。東京都の塾業界にて指導歴20年以上。現在は、東京都大田区で個別指導塾2校舎の教務・運営を統括する傍ら、千代田区麹町に超少人数制個人指導道場「合格ゼミ」を開設。豊富な実践経験に裏付けられた独自の理論とメソッドに基づき、小学校低学年から中・高・大学受験生、就職試験対策の指導にあたっている。幅広い学年・学力層・教科を対象に、個々の成長を最大限引き出す指導を得意とする。