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中学校の偏差値別に調査!幼児期、どんな習い事をしていた?偏差値60以上の家庭では習い事3つ以上が約4割


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ひまわり教育研究センターでは、偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者100人とそれ以外の中学校に通うお子さんをもつ保護者100人の、幼児期の生活や教育について複数のアンケート比較調査を行いました。

偏差値60以上の中学校に通う生徒の約9割が、幼児期の習い事経験あり

偏差値60以上の中学校に通う生徒

偏差値60以上の中学校に通う生徒が幼少期にしていた習い事の数を尋ねたところ、一番多かった回答は、3つで29%でした。次に多かった回答は、2つで25%、1つで21%でした。させていないという回答は12%でした。

幼児期に習い事をしていなかった12人をのぞく88人に、習い事は何をしていたかについて尋ねたところ、一番多かったのは「スイミング」で47人(53.4%)、次に多かったのは、「ピアノ、ヴァイリオンなどの楽器」が42人(47.7%)、「英語」が35人(39.8%)でした。

偏差値60以上ではない中学校に通う生徒

偏差値60以上ではない中学校に通う生徒が幼少期にしていた習い事の数を尋ねたところ、一番多かった回答は、1つで42%でした。次に多かった回答は、「させていない」31%、「2つ」で22%でした。

幼児期に習い事をしていなかった31人をのぞく69人に、どんな習い事をしていたかについて尋ねたところ、一番多かったのは「スイミング」で35人(50.7%)、次に多かったのは、「英語」が15人(21.7%)、「体操」が14人(20.3%)でした。

習い事の種類は「楽器」と「英語」で差が

今回の調査により、偏差値60以上の中学校に通う生徒は、それ以外の中学校に通う生徒よりも幼少期の習い事の数が多いということが判明しました。

習い事のうち、両調査対象共に「スイミング」が一番多い結果となりました。

偏差値60以上の中学校に通う生徒はそれ以外の中学校に通う生徒に比べて「ピアノやヴァイオリンなどの楽器」と「英語」を習っている生徒が多いことも判明しました。

「ピアノやヴァイオリンなどの楽器」の習い事の差は33.2%(偏差値60以上の中学校に通う生徒47.73%、それ以外の生徒14.49%)、英語の差は18.0%(偏差値60以上の中学校に通う生徒39.77%、それ以外の生徒21.74%)でした。

調査概要

調査対象:
・偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ母親100人
・偏差値60以上でない中学校に通うお子さんをもつ母親100人
調査方法:インターネット調査
調査期間:
2023年4月14日〜4月20日

▽イノベーションシステム株式会社「ひまわり教育研究センター」HP
https://www.himawari-child.com/center/index.html

※記事の内容は執筆時点のものです

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