中学受験ノウハウ

神奈川の中高一貫校で偏差値が高いのは? 神奈川御三家の特徴も合わせてチェック

2018年5月17日 ナレッジリンクス

中学受験を考え始める際にまず耳にするのが「御三家」という言葉。都内の有名進学校3校をまとめて称するものですが、実は神奈川にも「御三家」があるのをご存知でしょうか。

神奈川における男子の御三家は栄光学園・聖光学院・浅野中学。そして、女子の御三家はフェリス女学院・横浜雙葉・横浜共立学園です。そして神奈川御三家の中学校は、いずれも中高一貫校になります。今回は、この御三家をはじめ、神奈川で人気の高い中高一貫校の特徴や偏差値をまとめましたのでご紹介していきます。

神奈川の有名中高一貫校・御三家の特徴

神奈川の御三家は、相変わらず高い人気を誇ります。ここではその傾向や、新しい受験動向について解説していきましょう。

人気のある私立中学が不動の地位を保っている

男子の御三家である栄光学園と聖光学院は、キリスト教系のミッションスクールです。また、女子の御三家ではフェリス女学院、横浜雙葉、横浜共立学園の3校ともがキリスト教系のミッションスクールとなっています。

男子の御三家で偏差値トップの地位にあるのが聖光学院です。昔は栄光学園がトップに君臨していましたが、最近は入れ替わっています。

栄光学園はイエズス会系のミッションスクールなので、上智大学への推薦枠があること、また東京大学への合格者を多数輩出していることなどから、現在でも高い人気があります。

女子の御三家であるフェリス女学院、横浜雙葉、横浜共立学園は、最寄り駅が石川町駅と狭い範囲に集まっています。横浜の山手エリアにあることから、山手御三家と呼ばれることもあるようです。なお、フェリス女学院と横浜雙葉は受験日程が重なり併願できないため、志望校を振り分けなくてはならないといった受験事情があります。

神奈川の中高一貫校は倍率が高い

神奈川の中高一貫校は人気が高く、県内の各方面からたくさんの生徒を集めています。なかでも最近特に注目を集めているのが、青山学院横浜英和中学高等学校です。数年前までは横浜英和女学院という女子校でしたが、青山学院大学の系属校となってから男女共学となりました。条件さえそろえば青山学院大学に進学できることなどから、人気が高まっています。

そのほかに、桐蔭学園中等教育学校や桐光学園中学なども進学実績が高いので、例年高い受験倍率で推移しています。

一方、一部の私立の中高一貫校ではそのほかの中学との併願を行いやすくする、受験日程を数回に分けるといった配慮で、受験者数を増やそうとする取り組みが見られます。この動きには、公立の中高一貫校の新設などが影響しているものと考えられるでしょう。

神奈川の中高一貫校の偏差値一覧

神奈川の中高一貫校の偏差値上位校を私立・公立に分けて順にご紹介します。

私立の中高一貫校の偏差値上位校

【聖光学院中学校】偏差値75
神奈川だけでなく全国でもトップクラスを誇る進学校です。東京大学への合格者を毎年50人から60人出しています。

【栄光学園中学校】偏差値73
栄光学園中学校も聖光学院中学校と並ぶ、神奈川の男子校御三家の一つです。

【フェリス女学院中学校】偏差値71
神奈川の女子御三家の一つ。東京大学への進学率の高さはもとより、美大や音大など多彩な進学先が特徴です。

【慶應義塾普通部】偏差値71
慶応義塾大学附属のなかで最も歴史のある附属校で、慶応附属の中学では唯一の男子校です。長期的な視野に立ってじっくりと勉学に取り組めます。

【浅野中学校】偏差値70
神奈川の男子御三家の一つ。実学主義に重点を置いた教育理念が特徴です。

【横浜雙葉中学校】偏差値67
神奈川の女子御三家の一つです。礼節や勤勉さに重点を置いた教育理念が特徴。

公立の中高一貫校の偏差値上位校

【横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校】偏差値67
40名の募集に対して男子11倍、女子6倍という高い競争率の人気校です。進学実績が高く、授業料が安いことなどが人気の要因になっています。

【横浜市立南高等学校附属中学校】偏差値64
中高一貫校となって最初に入学した一期生が2018年3月に卒業したばかりの新しい中高一貫校です。開校以来高い人気が続いています。

まとめ

神奈川の中高一貫校の特徴や、私立と公立の中高一貫校の偏差値ランキングをご紹介しました。神奈川御三家と呼ばれる中高一貫校が、男女ともに高い人気を維持しているようです。その一方で、公立の中高一貫校への人気も高いまま推移しています。神奈川の中高一貫校を目指す場合は、御三家を中心とした私立校、そして人気の公立校にも注目して選んでみてはいかがでしょうか。

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