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【2018年度版】社会の時事問題を総ざらい! これから出題されそうな出来事もチェック (2ページ目)


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社会時事問題でおさえておきたい海外のトピックス

【2018年度版】社会の時事問題を総ざらい! これから出題されそうな出来事もチェック2

※画像はイメージです

次に、海外・日本でおきたい注目すべき時事問題のトピックスをみていきましょう。

2018年度海外の社会時事問題1:ドナルド・トランプがアメリカ大統領に

1月20日に、ドナルド・トランプが第45代アメリカ大統領に就任しました。選挙前はヒラリー・クリントンが有力だとする予測が強かったですが、それを覆す結果となったのです。トランプ大統領はさまざまな政策を打ち出していますが、大きくは「アメリカ第一主義」を土台においているということを覚えておいてください。

2018年度海外の社会時事問題2:世界中で繰り広げられるテロ

年明け早々の2017年1月1日に、トルコのイスタンブールで銃乱射によるテロ事件が発生しました。これは、ISIL(「イスラム国」)の犯行によるものです。これを皮切りに、フランスのパリやイギリスのロンドン、ロシアのサンクトペテルブルクやスウェーデンのストックホルム、ドイツのドルトムントなどでもテロが起こっています。しかし、そのすべてがISILによるものかは定かではありません。イスラム諸国と諸外国の関係は近年の国際関係における大きな問題です。アラブ問題の現在にいたるまでの経緯について、概要だけでもチェックしておきましょう。

2018年度これから注目の社会の時事問題は

ここからは、2018年から2019年にかけて取り上げられそうな出来事についてまとめてみました。このあたりは、今後の動向や最新の決定事項もチェックしていきたいところです。

2018年度注目の時事問題1:豊洲移転問題

日本では、現在の築地市場が豊洲に移転する予定で準備を進めていたところ、移転予定地から有害物質の検出されたり工事内容に不備があるのではないかとの指摘があったりといった問題で、移転が延期となるというできごとがありました。最終的には2018年の6月に移転することが決まりました。環境問題との関わり、日本の食糧問題との関わりもあり、いろいろなテーマに展開しやすい話題と言えます。

2018年度注目の時事問題2:天皇譲位

現在の天皇陛下は2019年4月30日に退位され、翌日5月1日から皇太子さまが即位されることが決定しました。また、天皇陛下が退位した後の身分についての称号も「上皇」となることが決まっています。現在の制度で天皇の退位ははじめてのことになりますが、歴史上では白河上皇や後鳥羽上皇など、上皇の存在が大きく取り上げられる場面もあります。これに関連して出題される場合もありますので、いつごろどんな活躍をした人物だったのか今一度確認しておくといいでしょう。また、天皇退位後には元号も平成から変わることとなります。明治から平成、また新元号までをあらかじめ整理しておくようにしましょう。

2018年度注目の時事問題3:世界遺産情報

最近では、宗像・沖ノ島と関連遺産群が世界遺産として登録されました。世界遺産は中学入試でよく出題されるジャンルとなっています。また、これから登録が注目されるものには、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産でしょう。また、これまでに登録されている日本の世界遺産は全国21にのぼります。最新の情報と合わせて、すでに登録されている世界遺産がそれぞれどんなものなのか、またどこに位置しているのかなどの基本情報もチェックしておきたいところです。

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最新の時事問題をより詳しく勉強するのにおすすめの教材は?

時事問題に強くなるには新聞やテレビなどのメディアで日々ニュースをチェックするというのが基本ですが、より深く掘り下げたり、まとめてふりかえったりするために、下記のような書籍や教材を利用してもよいでしょう。

最新時事問題の勉強におすすめの教材1:「月刊 最新時事問題&現代用語」

教科書には掲載されていない、国内外の情報がキャッチできる1冊です。もちろん、教科書内容の補足にも使えます。

最新時事問題の勉強におすすめの教材2:「2018年入試用重大ニュース時事問題に強くなる本」

中学入試や高校入試に焦点をあてています。難しいトピックもわかりやすく解説しているので、子供でも理解しやすいでしょう。

まとめ

一部ではありましたが、2017年の時事ネタに焦点をあててみました。2017年にはこういったできごとがありましたが、2018年はどのような年になるのでしょうか。中学受験の場合、時事問題で細かい知識を問われることはあまりないので、たとえばノーベル平和賞の受賞団体の名前を正確に書けるようにする必要はありません。しかしそのぶん、背景となる社会の動きやこれまでの経緯を把握していることが求められます。2017年に起きたできごとを丸暗記するのではなく、そのできごとの背景や影響を理解できるように努めましょう。

※記事の内容は執筆時点のものです

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