今回お話をきいたのは、恵泉女学園中学・高等学校(以下、恵泉女学園)の卒業生で、上智大学 外国語学部 ポルトガル語学科1年のSさん。恵泉女学園は、教育者の河合道により1929年に創立された学校です。クリスチャンでもあった河合道は、津田梅子と親交が深かったことでも知られています。また、恵泉女学園は、海外の宣教団体の資金援助を受けることなく建てられた数少ないキリスト教学校でもあります。ここ数年難関大学合格実績は上昇傾向にあるものの、創立時から続くキリスト教に根ざした教育や、のびのびとした校風は変わりません。
- 恵泉女学園の雰囲気を教えて下さい。
- 中高一貫校ではめずらしい「制服がない女子校」ですね。そのメリット、デメリットは?
- 創立時から 「聖書」「国際」「園芸」を教育の柱として、大学受験だけにとらわれない教育が世間から高く評判されています。具体的にはどのような教育が行われているのでしょうか。
- 恵泉女学園ならではの取り組みのなかで、とくに印象に残っているものはありますか?
- 大学受験に取り組む雰囲気はいかがでしたか? お友達はどのような進学先を選ぶことが多かったですか?
- 進路指導や大学受験に向けたサポートで「ここが良かった」と思うことは?
- 恵泉女学園の「ここが素晴らしい!」「ここが自慢!」という点を教えてください
- 恵泉女学園は、どんな人が向いてると思いますか?
- これから中学受験をするお子さんやご家族にアドバイスをお願いします。
恵泉女学園の雰囲気を教えて下さい。
制服がなく、自由な校風が特徴です。また、それぞれの個性が尊重され、どの生徒も穏やかに過ごせる環境があります。比較的小規模な学校のため、先生と生徒の距離が近く、温かく寄り添ってくれるような雰囲気です。恵泉出身で母校愛にあふれる先生方も多く、親身になって生徒の相談に乗ってくれます。