慶應義塾普通部と中等部を第一志望に、受験勉強に取り組んできた横山壮介くん(仮名・中学生)。コツコツと勉強するタイプで、小3から大手受験塾・SAPIXに通い、毎日がんばっていました。母の知佳さん(仮名)のサポートもあり、第一志望はチャレンジ校という状況ながらも堅実な成績をキープし続けていましたが……。
- 兄が選んだ中学受験に、弟も挑戦
- 「受験は一回で済ませたい」付属校一本の中学受験
- ゲームはあえて禁止せず、時間を決めてやらせる
- 第一志望校は慶應の付属校。あと少しのポイント上げに苦しむ
- 付属校受験は併願スケジュールの立て方が大変!
- 大学付属人気が高まるなか、塾の先生の厳しい一言
- 大学付属だけに照準を絞ると過去問対策をやりやすい
- 無理にでも明るく切り替える。親の胆力が試される初戦の結果
- 高校・大学受験をしなくてよい時間を有効に使ってほしい
付属校受験は併願スケジュールの立て方が大変!
あと一歩の成績の上昇に悩みながらも、大きな落ち込みはなく、6年生の11月を迎えた横山家。大学付属校のみを受けるという戦略は崩さず、いよいよ志望校を決定する時期に来ました。ところが、ここで思わぬ困難に直面します。