1600人が在籍するマンモス校 多彩な価値観を持つ子が集積

共学校

山手学院中学校

卒業生 O さん

「パンフレットには現れない生徒と学校のリアルな様子を知りたい!」という思いはどんな親でも感じるもの。『あの学校のリアル』では、そんな疑問に答えるべく、生徒として教育を受けてきた各校の卒業生である現役大学生に学校のリアルな様子を聞いていきます。

今回お話を聞いたのは、国際交流教育で有名な神奈川県の山手学院を卒業したOさん。現在は東京理科大学 経済学部で勉学に励む学生です。

中高合わせて約1600人のマンモス校ですが、どんな子たちがいましたか?

中学入試で入る人だけでなく、高校から入ってくる人たちも沢山いるので、いろいろな価値観の子がいました。学校もあまり縛りすぎない自由な校風です。自由といっても、学校の行き帰りに近くのコンビニに寄らないとか、細かいルールはありましたけど、厳しすぎると感じたことはありませんでした。どんなことでも生徒がやりたいと思ったことを後押ししてくれる雰囲気がありました。たとえば、高校では書道や美術のコースなんかもあります。美大を目指す人もいますし、書道の道へ進みたいと考える人もいました。部活動も盛んで、文武両道な人が多かったです。私は吹奏楽部に入っていましたけど、土日休めるのは月に数回くらい。「休んでもイイよ」と言われても、自主練のために結局みんな学校に行っていました。青春を存分に謳歌させてもらったなと思っています。

続きは会員の方のみご覧いただけます

取材・文:親子のための中等教育研究所

2019年設立。中学受験を切り口とした教育分野の研究をおこうなう。運営するnote「中学受験Style」で保護者のための情報を続けている。

山あり谷ありの中学受験
受験を決意したとき、塾選びのとき、
子どものやる気がDOWNしたとき…
どのように考え、どのように乗り越えたのか、
受験を終えた家族にインタビューしました

一覧で見る