「パンフレットには現れない生徒と学校のリアルな様子を知りたい!」という思いはどんな親でも感じるもの。『あの学校のリアル』では、そんな疑問に答えるべく、生徒として教育を受けてきた各校の卒業生である現役大学生に学校のリアルな様子を聞いていきます。
今回お話を聞いたのは、東大合格者数で桜蔭中学に迫る勢いをもつ女子最難関校のひとつ、豊島岡女子学園中学校・高等学校を卒業し、現在は日本医科大学 医学部に通うKさんです。
- 豊島岡は女子校屈指の進学校として知られます。どのような授業を受けていましたか?
- 中学受験は意外に苦労したと聞きました
- 第一志望は豊島岡でしたか?
- 学校生活で思い出に残っていることを教えてください
- 豊島岡といえば「運針」のイメージも強いですね
- Kさんから見て、豊島岡はどのような環境でしたか?
豊島岡は女子校屈指の進学校として知られます。どのような授業を受けていましたか?
豊島岡の授業は、先生のカラーが色濃く反映されたものが多かったです。たとえば数学も先生ごとに授業スタイルが確立されていました。印象的だったのは生徒たち数人のグループで問題を解きながら進める数学の授業です。数学が苦手な子でも周りの友達にすぐ質問できるので、授業に置いて行かれることはなかったですね。教科書より少し難しい問題が出されていたので、数学が得意な子もグループ学習に意欲的でした。私はこの授業で、数学が好きになりましたね。