「品」を大切にした熱心な生活指導。おのずと英語力が身につく国際色豊かな環境

男子校

攻玉社中学校

卒業生 A さん

今回お話をきいたのは、 攻玉社中学校・高等学校(以下、攻玉社)の卒業生で、筑波大学人間学群 心理学類1年のAさん。中学受験において都内有数の進学校として知られ、明治維新以降に海軍軍人を多く輩出してきたという歴史を持つ伝統校。現在は、帰国生を積極的に受け入れる国際色豊かな学校生活も特色のひとつとする男子校です。品性を大切にした熱心な生活指導と高い英語力が身につく環境などについて、語ってくれました。

目次
攻玉社中学校:卒業生 A さんに聞きました
  • 攻玉社は「誠意・礼譲・質実剛健」の校訓、創立150余年を数える歴史と伝統、詰め襟の制服などから、とても堅実な校風をイメージしますが、実際にはどのような学校でしたか。
  • 部活動ではどのような成長がありましたか?
  • 「部活動よりも勉強が優先」という教育方針だったということでしょうか?
  • 小学生時代はあまり勉強が好きではなかったというAさんですが、中高時代に好きなった教科・科目や印象に残っている授業はありますか。
  • 世間から高い評価のある英語教育については、どのように感じていますか?
  • 高い英語が身につく攻玉社の英語教育は、何がポイントだと思いますか。
  • 出身校の大学受験に取り組む雰囲気はいかがでしたか? 周りはどのような進学先を選ぶことが多かったですか?
  • 出身校の「ここが素晴らしい!」「ここが自慢!」という点や、「受験生にはぜひこんなことに注目してほしい」と思うところを教えてください。
  • これから中学の受験に挑む親子に向けてアドバイスがあれば、ぜひお願いします!

攻玉社は「誠意・礼譲・質実剛健」の校訓、創立150余年を数える歴史と伝統、詰め襟の制服などから、とても堅実な校風をイメージしますが、実際にはどのような学校でしたか。

規律は確かに厳しいです。しかしそれは、生徒の自由が制限されるという意味ではなく、「攻玉社の生徒として品位を身につけるための指導が徹底している」という意味です。それを素直に受け入れられないときもありましたが、ただ反発するのではなく、与えられた規律のなかで創意工夫して自由を作り出すことが大切だという気づきがありました。そして、規律は厳しくても、とても明るく楽しい雰囲気でした。

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取材・文:親子のための中等教育研究所

2019年設立。中学受験を切り口とした教育分野の研究をおこうなう。運営するnote「中学受験Style」で保護者のための情報を続けている。

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