大学での学びの指針となるリベラルでアカデミックな授業と、多様で深い「人と人との交流」が魅力

男子校

桐朋中学校

卒業生 T さん

今回お話をきいたのは、 桐朋中学校・高等学校(以下、桐朋)の卒業生で、東京大学 教養学部 文科三類2年のTさん。 敗戦後の1947年、戦後日本の教育改革を担う学校として「ヒューマニズムに立つ教育」の理念を掲げて発足した桐朋。2021年に創立80周年(※1)を迎えた現在も、難関大学合格者を多数輩出。都内有数の進学校として存在感を堅持しています。

(※1)桐朋学園の前身である「財団法人第一山水中学校」の設立は1941年

目次
桐朋中学校:卒業生 T さんに聞きました
  • 桐朋の雰囲気を教えて下さい。
  • アカデミックかつリベラルな校風で知られる桐朋ですが、実際にはどのような教育がおこなわれているのでしょうか。
  • 印象に残っている授業はありますか。
  • 学校行事ではどのようなことが印象に残っていますか?
  • 大学受験に取り組む雰囲気はいかがでしたか? また、友達はどのような進学先を選ぶことが多かったですか?
  • 浪人する生徒も少なくないようですが、その理由はなぜだと思いますか?
  • 進路指導や大学受験に向けたサポートで、「ここが良かった」と思うことは?
  • 桐朋の「ここが素晴らしい!」「ここが自慢!」という点を教えてください
  • 桐朋は、どんな人が向いてると思いますか?
  • 中学受験生のご家族に学校選びのアドバイスをお願いします。

桐朋の雰囲気を教えて下さい。

勉強も部活動も、それ以外の活動も、生徒のやりたいことを自由にやらせてもらえる学校です。校則がないため、特に高校では自由に自分を表現できると思います。

外部との交流も活発です。桐朋女子とは、高校の家庭科を合同でおこなうなどの機会があります。また、在校生と卒業生の懇談会「在卒懇」や、中学・高校の枠を超えて、普段の授業ではとり上げられない自由な発想のもとに学んだり研究したりする「特別講座」など、年齢や学年を問わない幅広い交流も行われています。小学校から入学してくる生徒もいれば、高校から入学してくる生徒もいますし、文理、成績などでクラスを分けないため、友人関係も多様で深いものになりました。

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取材・文:親子のための中等教育研究所

2019年設立。中学受験を切り口とした教育分野の研究をおこうなう。運営するnote「中学受験Style」で保護者のための情報を続けている。

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