「パンフレットには現れない生徒と学校のリアルな様子を知りたい!」という思いはどんな親でも感じるもの。『あの学校のリアル』では、そんな疑問に答えるべく、生徒として教育を受けてきた各校の卒業生である現役大学生に学校のリアルな様子を聞いていきます。
今回お話を聞いたのは、元気で活発な校風で人気の高い女子校、吉祥女子中学・高等学校の卒業生Kさんです。
- 吉祥女子の校風は一言でいうとどのような感じでしょうか?
- 多様な価値観があるとぶつかることもあるのでは?
- 吉祥というと、課題なども多く学業については厳しいイメージです。そのあたりはいかがでしょうか?
- 吉祥女子を目指したきっかけを教えてください
- 受験勉強で苦労したことや、工夫したことはありましたか?
吉祥女子の校風は一言でいうとどのような感じでしょうか?
吉祥女子には多趣味で視野の広い生徒が多かったです。友だちの趣味に付き合って一緒に博物館に出かけるなど、友人との交流を通して私の視野も広がりました。習い事や部活動などにも打ち込んでいる生徒が多く、どの生徒も勉強以外の目標を持っていたり、それぞれ夢中になっていることがあるので、成績を他人と比較して競い合うような雰囲気はありませんでした。それぞれが独自の価値観を持っていて、なによりも他者を認め合える生徒が多いのが自慢できる点です。多様性を認め合えるため、自分の趣味や考えを恥じることなく語り合えて、のびのびと過ごしていた生徒が多い印象でした。