転塾か在留か、定まらぬ偏差値に揺れる心

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杉原道子さん

潤くん

※掲載しているお名前は仮名です

東京農業大学第一高等学校中等部

他・合格: 日大日吉, 学芸大世田谷, 中大横浜

「プールのない学校に行きたい」息子の希望ではじまった杉原家(仮名)の中学受験(前編はこちら)。入塾当初は偏差値70台と、順調な滑り出しをした杉原家ですが、その後は成績が大揺れに。上下の激しい成績とどのように向き合いながら志望校合格を手にしていったのでしょうか。

目次
前編
  • キッカケは苦手なことをしなくて良い学校への進学
  • 通塾の道のり優先で考えた塾選び
  • ジェットコースター並に上下する偏差値に悩まされる
後編
転塾か在留か、定まらぬ偏差値に揺れる心
  • 変わらなかった本人の強い意志
  • 同じレベルや、上のレベルの子がいない塾が不安に
  • 大荒れとなった入試

変わらなかった本人の強い意志

世田谷区に住む杉原潤くん(仮名・中学生)は、プールが大の苦手でした。水泳の授業では、“け伸び”をするのが精一杯。プールのない学校に進むべく通塾をはじめました。本人の希望ではじめた受験です。通塾は嫌がることなく進みましたが、成績がなかなか安定しません。困ったのは志望校の選択でした。

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取材・文:親子のための中等教育研究所

2019年設立。中学受験を切り口とした教育分野の研究をおこうなう。運営するnote「中学受験Style」で保護者のための情報を続けている。

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