今回お話を聞いたのは、東京大学などの難関大学へ毎年多数の合格者を輩出し、中学受験において共学最難関校として存在感を放つ渋谷教育学園幕張中学校・高等学校(以下、渋幕)の卒業生で、東京大学教養学部文科三類2年のUさんです。
- 渋幕は、大学進学実績のみならず、グローバル教育など特色ある教育方針を打ち出しています。御三家を蹴ってでも入学したい受験生もいると聞きますが、Uさんも独特の校風に惹かれたのでしょうか。
- 男子トップ校受験層の王道の併願作戦ですね。小学校時代の成績はずっとトップレベルだったのですか?
- 偏差値で受験校を決めていったとのことですが、各校の文化祭や説明会に足を運んで「ぜひ行きたい!」という学校には出会えなかったのですか?
- 当初の渋幕に対する期待値はあまり高くなかったようですが、実際に入学してから、とくにどんなところを「素晴らしい」と感じたのでしょうか。
- 勉強や成績で評価される中学受験の世界とは異なる、新しい価値観に気づかせてくれたのですね。
- 人格形成の面でとくに影響を受けたことやきっかけとなった出来事はありますか。
- 渋幕といえば国際教育の一環として英語教育に力を入れている印象です。英語が伸びる独自の教授法などがあるのでしょうか。
- 6年間の学校生活の中で特にどのようなことに打ち込んできましたか。
- 中高6年間を振り返ってみて、渋幕はどんな生徒に向いていると思いますか。
- 渋幕を志望している中学受験生にアドバイスをいただけますか。
渋幕は、大学進学実績のみならず、グローバル教育など特色ある教育方針を打ち出しています。御三家を蹴ってでも入学したい受験生もいると聞きますが、Uさんも独特の校風に惹かれたのでしょうか。
校風や教育方針は志望校選びの視野に入っていませんでした。「この学校に合格したい」というよりも、「2月1日に開成を受験する」ことを軸に1月は市川と渋幕を受験し、2月1日以降は筑駒や早稲田なども受験するというように、できるだけ偏差値の高い学校に合格することをめざしていました。「偏差値を指標に、いわゆるトップ校と言われる学校を受験した」というのが正直なところです。