もともと学校の勉強では苦労したことがなく、習い事の新体操とも両立させて、順調に受験勉強を進めてきた滝川家の長女、結さん(仮名・中学生)。ところが、小6の春に苦手科目が壁になって、ゆるやかに成績が下降。入試直前の12月には偏差値を10落としてしまい塾のクラスも下位落ちというショックな経験をしました(前編はこちら)。親子ともに追い詰められるなか、母親の聡美さん(仮名)は、「新体操をやめさせなかったのがいけなかったのか」と後悔したそうです。しかし、意外にもその後のラストスパートに、習い事で培った能力が活かされることになります。
- マイペースだった親子が、周囲に刺激を受けて上位校をめざすように
- 偏差値が60前半から50前半に。本人もショックな内容
- 母の役目は問題コピーとおやつ
- 模試の成績が伸び悩むも、1月の受験では力を発揮
- いよいよ志望校の受験。本人の緊張はピークに!?
- 子どものこだわりが突破口になることもある
模試の成績が伸び悩むも、1月の受験では力を発揮
小6の春から壁にぶつかって苦しんできた滝川家の結さん。入試直前の12月で塾の下位クラスに転落し、一時は自信喪失しましたが、塾の先生のアドバイスで気持ちを立て直し、それからは必死で勉強をし始めました。