目指すは女子新御三家。週4日の家庭教師で憧れの学校にチャレンジ

中学受験 FAMILY HISTORY 中学受験 FAMILY HISTORY

吉岡真弓さん

楓ちゃん

※掲載しているお名前は仮名です

大妻中野中学校

中学受験は、ほとんどの子どもたちにとって「初めての受験」です。受験の成功も失敗も、そのときに生まれて初めて味わうと言ってもよいかもしれません。そんな子どもたちにとって「全落ち」という体験は、できれば避けたいもの。しかし、実際には受験日程の3日目、4日目までなかなか結果が出ないということもままあるのです。今回は、そんな「全落ち」体験を親子で乗り越えた一家のお話です。

目次
前編
目指すは女子新御三家。週4日の家庭教師で憧れの学校にチャレンジ
  • 宿題の習慣がなかなかつかずに苦戦
  • 早稲田アカデミーに転塾。一転、宿題に追われるように
  • じっくり選んだ家庭教師 なかには法外な値段を提示する会社も……
  • 併願校の見学や説明会は夫婦でフォロー
後編
  • 練習のつもりで受けた1月受験が意外な結果に
  • 初日の失敗を引きずってしまい、実力相応校も不合格に
  • 2月3日まで合格がない……それでも受験に立ち向かった娘
  • あきらめず勝ち取った「伸びる学校」への入学

宿題の習慣がなかなかつかずに苦戦

東京都内に住む吉岡楓さん(仮名・中学生)が中学受験を目指すようになったのは、周囲の友達の影響でした。父親の直樹さん(仮名)は中学受験を体験していたものの、特に教育にはこだわりのないタイプ。母親の真弓さん(仮名)も「中学受験はしてもしなくても、どちらでもよい」という考えでした。ただ、吉岡家の周辺には評判の良い私立中高一貫校が多く、小学校での受験熱も高い傾向にありました。

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取材・文:親子のための中等教育研究所

2019年設立。中学受験を切り口とした教育分野の研究をおこうなう。運営するnote「中学受験Style」で保護者のための情報を続けている。

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