受験スタートは小6から。“志望校突破”への最短ルートを探り、手にした合格

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谷山智子さん

彩花ちゃん

※掲載しているお名前は仮名です

横浜女学院中学校

神奈川県に住む谷山彩花さん(仮名・中学生)は、憧れだった横浜・山の手の女子中学校に毎日元気に通っています。丘の上に建つその学校に行くことが、彩花さんの中学受験の目標でした。受けた中学校はその1校だけ。大半の受験生が「まずは中学受験」と決めてから学校選びをし、複数の学校を受けるのに対し、谷山家では最初から1校に絞った受験対策をおこなってきました。志望校を貫き通した谷山家の受験戦略とは、どんなものだったのでしょうか。

目次
前編
受験スタートは小6から。“志望校突破”への最短ルートを探り、手にした合格
  • 母の母校に憧れて、中学受験にチャレンジ
  • 2教科に絞ったことで塾代も抑えられた
  • 秋以降も落ち込みはなく、成績をキープ
後編
  • もう少し上の学校にチャレンジしたら?」と勧められたけれど……
  • 午前入試では1点足りず! 母の母校でも加点はナシ
  • 補習やテストなど、勉強に手厚い学校
  • 子どもの行きたい学校を大切にして受験に臨む

母の母校に憧れて、中学受験にチャレンジ

彩花さんの母親、智子さん(仮名)は、神奈川県にある横浜女学院高校の出身。高校からの入学で、横浜・元町での高校生活を満喫したといいます。また、横浜女学院がミッション系だったことでキリスト教に興味をもち、信者ではありませんが、結婚後もクリスマスには子どもを連れて近所の教会のミサに参加するなどしていました。娘の彩花さんも自然にミッション系の学校に憧れをつのらせ、「お母さんと一緒の学校に行きたい」「高校になったら横浜女学院に行く」と夢を膨らませてきました。

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取材・文:親子のための中等教育研究所

2019年設立。中学受験を切り口とした教育分野の研究をおこうなう。運営するnote「中学受験Style」で保護者のための情報を続けている。

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