受験は第一志望校のみ。迷わず突き進んだ家庭が手にした合格

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谷山智子さん

彩花ちゃん

※掲載しているお名前は仮名です

横浜女学院中学校

「お母さんの母校、横浜女学院中学校に行きたい!」そんな気持ちで中学受験の道を選んだ谷山彩花さん(仮名・中学生)。小6に上がる春から急きょ受験勉強を始めた彩花さんですが、いわゆる「中学受験用の塾」に問い合わせると、集団指導では間に合わないと言われてしまいます。そこで個別指導塾に入塾を決め、コツコツと勉強を続けていきました。志望校は横浜女学院1本。夏を過ぎたころには偏差値も50近くを取れるようになり、選択肢も広がってきます。当然、塾は併願校も受けるよう勧めてきましたが……。

目次
前編
  • 母の母校に憧れて、中学受験にチャレンジ
  • 2教科に絞ったことで塾代も抑えられた
  • 秋以降も落ち込みはなく、成績をキープ
後編
受験は第一志望校のみ。迷わず突き進んだ家庭が手にした合格
  • もう少し上の学校にチャレンジしたら?」と勧められたけれど……
  • 午前入試では1点足りず! 母の母校でも加点はナシ
  • 補習やテストなど、勉強に手厚い学校
  • 子どもの行きたい学校を大切にして受験に臨む

もう少し上の学校にチャレンジしたら?」と勧められたけれど……

それまで全く中学受験に備えていなかったにもかかわらず、小6からの追い上げで、夏を過ぎてから受けた模試では偏差値50近くまで到達した谷山家の彩花さん。その後も順調に勉強を進め、合格に一歩一歩近づいていきました。そうなると、塾の方でも可能性のある併願校の受験を勧めてきます。志望校を1校に絞るというのは、どんな子どもにとってもリスクの高いもの。塾としては、ほかの学校の併願を勧めるのは当然のことだったでしょう。

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取材・文:親子のための中等教育研究所

2019年設立。中学受験を切り口とした教育分野の研究をおこうなう。運営するnote「中学受験Style」で保護者のための情報を続けている。

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