中学受験は小4から通塾をはじめ、行きたい学校を探しつつ、模試などの偏差値を基準に合格をめざしていくというのが一般的です。そして、多くの中学受験塾では、御三家と呼ばれる名門伝統校、有名大学の付属校など、高い偏差値の進学校を掲げる風潮があります。一方でここ数年、塾に頼らず偏差値も重視しない中学受験をするご家庭も増えていて、そのあり方が多様化しています。今回は、「子どもが本当に行きたい学校」だけに受験校を絞り、塾に通うことなく第一志望校に合格した親子を紹介します。
- コロナ禍で迎えた聖学院中学1年生のスタート
- 礼拝やユニークな課題など、休校期間中に改めて私学の特色ある学びを実感
コロナ禍で迎えた聖学院中学1年生のスタート
現在、埼玉県さいたま市の自宅から都内の私立中学、聖学院に通う野川憲一くん(仮名・中学生)。入学が決定してからすぐに新型コロナウイルスの影響を受けましたが、休校期間中の対応を含め学校に対するご家庭の満足度は非常に高く、本人も学習面・生活面ともに充実した日々を送っているそうです。