中学受験ノウハウ 通塾の悩み

中学受験の学習。塾からもらう大量のプリントを上手に整理するには

2019年1月22日 稲石加奈

子供が塾通いを始めると、保護者がまず驚くのが配布されるプリントの量でしょう。塾によって量は異なりますが、毎日さまざまなプリントが配付されます。自分ではプリントをなかなか整理できない子も多く、プリント整理は保護者の役目になりがちです。どうすれば、効率的なプリント管理が可能なのでしょうか。中学受験学習における大量プリントの整理術を紹介します。

その日もらったプリントはどうすればいい?

授業の補助プリントと宿題として渡されたプリント、そして塾からのお知らせのプリントが混在してしまっていると、勉強ははかどりません。

整理が得意な子なら、種別に仕分けることもできますが、そうでない子供にハードルが高い作業です。せめて、塾用カバン・リュックのなかでぐちゃぐちゃという状況は避けたいもの。とりあえず折れ曲がらないように、プリント管理用のファイルをひとつ持たせておきたいところです。

子供がプリントを持ち帰ったら、保護者に宛てたもの、子供がこれから取りかかるもの、すでに授業で取り組み済みのものに大別しておくのがよいでしょう。

捨ててもよいプリントと保管すべきプリント

子供が簡単に解けたプリントは処分してもかまいません。ミスをしたプリントや、解くのに苦戦したプリントはぜひ保管して、復習に役立てましょう。保管のときに気をつけておくべきこととして、プリントの右上に「日付の記入」が挙げられます。ひと目見て、いつ解いたものかわかるようにしておくと、復習しやすくなります。

たまっていく一方のプリント。上手な保管方法とは

プリントが増えていくと、管理が追いつかなくなってきます。上手な管理の仕方を、以下に紹介します。

教科別バインダー管理法

スタンダードなやり方です。教科を分けておくことで、解き直したいプリントを探しやすくなります。バインダーで管理する場合は、プリントの綴じ部分の反対側に日付を記載しておきましょう。パラパラとめくったときに、いつ解いたものかひと目でわかります。

段ボール管理法

細かく仕分けてファイリングしたり、スキャンしてデータ化したりといったやり方は、時間も手間もかかります。

大切なことは「ミスしたプリントを放置しないこと」です。ですから、解き直しができるならどんな管理方法でもよいのです。

手軽な方法は段ボール箱を用意し、ミスしたプリントをどんどん入れていく方法です。このとき、教科ごとに段ボールを分けてもよいですが、「どの教科も復習が必要」という状況であれば、各教科のプリントが混ざってしまっても問題ありません。

ただし、段ボール管理法は、定期的に復習を進める必要があります。復習のペースが遅いと、段ボールからプリントがあふれかえって、手がつけられなくなるためです。管理は単純ですが、ある程度復習の習慣がついている子供向けです。

ハンギングフォルダー管理法

ハンギングフォルダー(ハンガーフォルダーともいいます)は、その名のとおりフォルダーボックスの中に、書類の入ったファイルをひっかけて収納することができます。

ハンギングフォルダーのよいところは、バインダーのように、出し入れのときにプリントが外れてしまう心配がいらない点です。インデックスがついているので、教科名を書き入れて使用するとよいでしょう。いっぱいになったら次のハンギングフォルダーを使用します。

プリント管理は勉強の基盤

子供が自分でプリントを管理できるようになるのが理想的ですが、はじめから上手に整理整頓できる子供はほとんどいません。多くの場合、保護者の方がプリント整理を補助することになります。

プリント管理は放置していると、収拾がつかなくなりがちですから、子供が通う塾の様子がつかめてきたら、整理のためのアイテムを検討するのがよいでしょう。

どう保管をすべきかは、プリントの量と子供の学習状況、性格によって変わってくるので、やりやすい方法を選んでください。どの方法であっても、子供とルールを共有することが大切です。プリント管理は子供の勉強の基盤づくりであるともいえます。親子で負担にならないように、上手に管理していきましょう。

※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者

フリーライター。大学卒業後、書店に勤務し、実用書や旅行書、新書等、幅広く売場を担当。書籍を扱うプロとして常にアンテナを張り、多岐にわたるジャンルに対して学びの姿勢を貫く。その後、医療系商社勤務を経て、難関中学受験をメインに据えた進学塾の講師を務める。出産を機に退職し、現在はフリーライターと双子の母を兼業中。台風のようなちびっ子たちに日々振り回されている。