中学受験を望む保護者のなかには、「わが子を自分の母校で学ばせたい」という願いをもつ方も少なくありません。吉田家の場合は、母親の美穂さん(仮名)が私立中高一貫校の出身で、「娘も同じ学校に」という強い思いを抱いていました。とはいえ、当の本人は勉強よりもスポーツや外遊びが大好きな、中学受験には不向きなタイプ。さらに、「母校ありき」の中学受験に予想外の事態が続出。いくつもの関門を乗り越えた先に待っていたのは?
- ある日、夫が「爆弾発言」したことで状況が一変!
- 急きょ2教科受験に切り替え、6年生で2度目の転塾
- 志望校がブランド校の系属校になり、偏差値が高騰!
- 大丈夫だろうと思っていた学校にもそっぽを向かれて
- 東京で希望の学校に受かり、現在は学校生活を謳歌
- “全落ち”から這い上がるには、親の心の余裕が必要
ある日、夫が「爆弾発言」したことで状況が一変!
莉緒さん(仮名・中学生)の中学受験は、「母校の浦和ルーテル学院中学校に入れたい」という美穂さんの意向からはじまりました。