吉田家の莉緒さん(仮名・中学生)の中学受験は、「娘を母校に入れたい」という母親の美穂さん(仮名)の強い願いからはじまりました。「難関校を受験するわけではないから」とノンビリと構えていたところ、事態は一変。6年生の秋、志望していた学校が青山学院大学の系属校になることが発表され、偏差値が高騰してしまったのです。慌てて合格圏内の併願校を探して1月からの入試本番を迎えましたが、現実は想像していた以上に厳しく……。
- ある日、夫が「爆弾発言」したことで状況が一変!
- 急きょ2教科受験に切り替え、6年生で2度目の転塾
- 志望校がブランド校の系属校になり、偏差値が高騰!
- 大丈夫だろうと思っていた学校にもそっぽを向かれて
- 東京で希望の学校に受かり、現在は学校生活を謳歌
- “全落ち”から這い上がるには、親の心の余裕が必要
大丈夫だろうと思っていた学校にもそっぽを向かれて
1月初旬、埼玉の入試がスタートしました。莉緒さんが初日に受験したのは、大妻嵐山中学校と浦和ルーテル学院中学校です。