換言に慣れれば国語が得意になる! 読解でも作文でも言い換えが活きてくる
2021年9月27日
みみずく
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評論文や説明文では、時々「換言すれば」という言葉を見かけます。難しい言い回しですが、「言い換えれば」という意味です。この「換言=言い換え」が国語ではとても大切な役割を果たします。実際にどのような場面で換言が活きてくるのかを解説します。
Contents
読解では換言を意識すると読みやすい
国語の読解問題では換言を意識しながら読み進めていくと、本文内容を理解しやすくなります。
換言の接続詞に着目して論理的に読もう
論説文や説明文では、換言の接続詞「つまり」「すなわち」「要するに」などがよく使われます。「植物は、光エネルギーを利用して、二酸化炭素と水から酸素とデンプンを作る。すなわち、光合成を行なっている。」という文章の「すなわち」に着目してみましょう。
「すなわち」の後ろには前の内容の言い換えが続きます。このことを知っていれば、「光合成って何?」という人でも、「光合成」が「光エネルギーを利用して、二酸化炭素と水から酸素とデンプンを作ること」だとわかります。
このように換言の接続詞に着目すると、初めて見る難しい言葉を理解できることがあります。論理的な読解の第一歩です。
登場人物の気持ちを換言する部分を見つけよう
物語文では、登場人物の気持ちを読み取ることが大切です。しかし、気持ちが直接書かれているとは限りません。
「太郎の顔は真っ赤だった。」から読み取れる太郎の気持ちは、怒りや喜び、恥ずかしさなど、いろいろ考えられます。しかし、この文の言い換えにあたる表現に着目すれば、太郎の気持ちを特定できます。
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