水溶液の性質を覚えられない? 食品や洗剤を手がかりに理科の知識を学ぶヒント
2023年3月28日
みみずく
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理科の化学分野では水溶液の性質を覚える必要があります。しかし、子どもは、塾のテキストに書かれている説明を読んでも、なかなか知識として定着しません。そんな子どもの「覚えられない」という悩みを解決するために保護者ができることを紹介します。
Contents
水溶液にはどのような性質がある?
ある物質を水に溶かしたのが水溶液です。さまざまな水溶液をその性質によって分類してみましょう。
酸性・中性・アルカリ性の違い
水溶液の性質には酸性・中性・アルカリ性の3種類があります。酢やレモン汁などの酸っぱい水溶液は酸性で、石鹸水や重曹水などの苦い水溶液はアルカリ性です。また、酸性でもアルカリ性でもない純水や食塩水などは中性です。
もっとも、実験で使用する塩酸や硫酸、水酸化ナトリウム水溶液の性質を調べるために、舐めるわけにはいきません。塩酸や硫酸は強酸性、水酸化ナトリウム水溶液は強アルカリ性で、いずれも触れるのは危険な水溶液だからです。
これらの性質を調べるために使われる代表的な試薬には、リトマス紙、BTB溶液、フェノールフタレイン溶液があります。これらの試薬の色の変化と水溶液の性質の対応関係は次の通りです。
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