
低学年のうちに身につけたい! 「家庭学習の習慣」をつくるために親がすべきこと
中学受験合格をめざすうえで、家庭学習の質と量は極めて大切です。そこで、子供が「家庭学習の習慣」を身につけるために親がすべきことを解説します。
Contents
低学年のうちに、家庭学習の習慣を身につけることが、なぜ重要なのか?
学校であれ塾であれ、教わったことを記憶に留めておくためには、「反復学習」が必要です。もちろん、学校では同じ教科でも毎日授業があるため、そのなかで反復学習も行われることでしょう。
しかし、塾の授業の場合、通塾は週に数回です。さらに、塾では毎回新しいことを教わりますから、塾の授業以外で反復学習が必要となります。だから、家庭学習が必要なのです。
そして、中学受験に向けて塾に通い始める前、すなわち低学年のうちから、家庭学習を習慣化することが大切なのです。
家庭学習の習慣づくり――低学年では、小学校の授業を活用する
では、家庭学習を習慣づけるために、具体的に何をどうすればよいのでしょうか?
低学年のうちの家庭学習の基本は、「小学校の教科書内容をマスターすること」です。
中学受験の入試では教科書内容を超えたものが問われますが、教科書の内容をないがしろにしては、そのうえの段階に手は届きません。
そこで、低学年のうちは、次の2つが家庭学習の目標となります。
【1】学校の宿題をやり遂げる
学校から課される宿題について、お子さんの「取り組みレベル」は次のうち、どれでしょう?
■学校の宿題の取り組みレベル
●レベル1
宿題の存在自体を忘れている、またはわかっていても一切やらない
●レベル2
終わらせられる日もあれば、手をつけない日もある
●レベル3
一応、毎回全部終わらせている
●レベル4
いつも余裕をもって全部終わらせる
●レベル5
常に全問正解・高評価を得ている
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