学習 算数

百分率を苦手にしない! 割合との関係と百分率の求め方

2018年7月10日 あっぷー

百分率とは、全体を100としたときに、対象のものの量がどれくらいかを表すもので、パーセント(%)という単位で表します。パーセントは買い物の際の割引や消費税など、普段の生活で目にしますから、馴染みがある子も多いでしょう。しかし、馴染みはあってもいざ問題となると「わからない」という子が多かったりします。

百分率は、割合との関係と求め方を覚えてしまえばとても簡単です。家庭で子供に百分率を教える時は、親子一緒に簡単な問題をもとに、実際に解きながら説明できるとよいでしょう。

百分率と割合の関係

百分率を理解するには、まず「割合との関係」を知る必要があります。

百分率と割合の関係を表にすると次のようになります。

小数 1 0.1 0.01 0.001
百分率 100% 10% 1% 0.1%
歩合 10割 1割 1分 1厘

上の表にある「歩合」は、百分率と一緒に学ぶ割合の表し方のひとつで、0.1を1割(わり)、0.01を1分(ぶ)、0.001を1厘(りん)と表します。歩合は、割引で見かけますし、野球の打率でよく目にしますね。

割合とは、「比べられる量÷もとにする量」で表す数のことで、整数や小数、あるいは分数で表されることが一般的です。

小数や分数で表された割合から百分率を求めるには、その数に100をかけるだけです。

割合比べられる量÷もとにする量
百分率=比べられる量÷もとにする量×100
百分率=小数や分数で表された割合×100

例えば割合が0.4という小数で表されているならば、「0.4×100=40」で百分率は40%ということになります。

割合から百分率を求める練習

では、簡単な練習問題で、小数で表された割合から百分率を求めてみましょう。

■次の割合を百分率で表しましょう

(1) 0.5
(2) 1.45
(3) 0.235
(4) 1
(5) 0.98
(6) 2

百分率は割合に「100」をかけて求めます。つまり、小数点の位置が「右」に2つ移動するということです。

小数点の位置を移動させるときは、実際に矢印を書き入れると間違いません。ちなみに「1」のような整数の場合は、「1.0」のように1の後に小数点があるものと考えるとわかりやすいと思います。

百分率が文章題に出てきたら、百分率を小数に換算

百分率が文章題に出てきた場合は、百分率を小数や分数に換算してから計算します。

■例題
定員が100人の電車の車両に、定員の130%の人が乗っています。この車両に乗っている人は何人でしょうか。

百分率を割合として表すには、先程とは「逆」に小数点の位置を「左」に2つ動かします。例題の場合、「130」の小数点の位置を左に2つ動かすので、「1.3」となります。

求めたいのは130%に対応する人数なので、元々の数(100人)に1.3をかければ130%にあたる人数を求められます。ということで式は「100×1.3=130」となり、答えは130人になります。

まとめ

割合との関係性がわからず、百分率の計算に取り掛かると混同してしまう子供がいます。前述の表のとおり、百分率と割合は、対応するものではありますが、表し方が異なります。お子さんが混乱しないようにするには、まずそれぞれの関係性を理解することが大切です。次に「百分率から割合」「割合から百分率」といった具合に、換算できるようになれるとよいでしょう。また、文章題で百分率が出てきたら、割合に直すことを忘れずに。簡単な問題で何問か練習して、少しずつ理解していけるとよいですね。

※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者

男子2人の母です。長男が小学2年生の時に家庭学習をはじめ、現在中学受験に取り組んでいます。家庭学習や、中学受験の体験記をブログ「すたろぐ」で発信しています。

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