森田家の中学受験は小学校の学区選びからスタート。1年生から通信教育に取り組み、3年生の2月からは集団塾へ。母親の直美さん(仮名)と一緒にコツコツと勉強を進めていた優花さん(仮名・中学生)でしたが、プレッシャーから、4年生の終わりごろに突然“チック”の症状が。ちょうどそのころ、本腰を入れた男子に追い抜かれて成績も下降。個別指導塾を併用することで、症状も成績も回復に向かいました。振り返れば、決して順風満帆とは言えなかった中学受験。小6の秋には急きょ志望校を変更することになり……。
- 成績と本人の意思を鑑みて、第一志望を鷗友学園に
- 入試中にまさかの初潮を迎えてしまい……
- 思春期の娘と母の中学受験は、適度な距離感が重要
成績と本人の意思を鑑みて、第一志望を鷗友学園に
小6になり、本来の自分をすっかり取り戻した優花さん。“受験の天王山”と呼ばれる小6の夏休みは、どのように過ごしていたのでしょうか。
「グノーブルの夏期講習に参加したのですが、自校舎ではなく、他校舎で行われたんです。同じ学力を持った子と一緒に授業やテストを受けたことが刺激になったようで、もっと上に行きたいという気持ちが強くなっていました。最初は片道30分の移動時間がロスかなと思ったのですが、モチベーションを高めるという意味では、他校舎で勉強できたことはすごくよかったです」(直美さん)