連載 プロ家庭教師 西村則康先生が教える

プロ家庭教師 西村則康先生が教える「正しい鉛筆の持ち方」

専門家・プロ
2015年9月04日 中学受験ナビ 編集部

最近のお子さんの多くが、正しく鉛筆を持てていないのをご存じですか? もし、「鉛筆の持ち方が成績に関係することもある」と言われたら、そのまま放っておけないですよね。塾ソムリエでプロ家庭教師でもある西村先生に、正しい鉛筆の持ち方を教えていただきました。

お子さんは大丈夫? 鉛筆の持ち方を確認してみましょう

学習の上でとても大切なのが、鉛筆の持ち方です。「今さら鉛筆の持ち方?」と思われるかもしれませんが、実は小学校低学年のお子さんだけでなく、高学年のお子さん、中学生のお子さんでも、正しく持てていないケースが非常に多いのです。

■これはNG! 鉛筆の持ち方

・親指が大きく鉛筆にかぶっている(親指が飛び出す)
・鉛筆が前に倒れてしまう
・鉛筆の頭を強く握りすぎて、鉛筆と指の間に余裕がない

読み間違いによる計算ミス、勉強の能率が上がらないといった弊害も

鉛筆の持ち方が悪いと目の焦点が合いにくく、片目でしか文字を視認できていないことが多くなります。そうすると書く時間もかかり、読みづらい文字になってしまいます。

また、文字や数字を読み間違えて計算間違いが起こったり、解答自体を間違えたりといったことも考えられます。シャーペンをお使いのお子さんも同じで、変に力が入って筆圧の強いお子さんは、芯がぽきぽきと折れてしまい、勉強の能率が上がらないこともあるのです。

正しく鉛筆を持つことによって、自然と背筋も伸び、両目でしっかり文字を捉え、書くスピ― ドも速くなります。

指の運動を取り入れて、正しい持ち方に直しましょう

お子さんの鉛筆の持ち方が正しくないと感じたら、親子で指の運動を取り入れてはいかがでしょうか?

■正しく鉛筆を持つための指の運動

1.鉛筆を持った状態で指をできるだけ伸ばす
2.伸ばした指をできるだけ縮め、交互に繰り返す

※1回1分、1日3回を2週間続けましょう

毎日の指の運動は、塾や家庭教師が確認することはできません。ご家庭でお子さんと一緒に指の運動を行うことで、鉛筆の持ち方が改善されていくでしょう。

※この記事は「マイナビ家庭教師」Webサイトに掲載されたコラムを再編集のうえ転載したものです

※記事の内容は執筆時点のものです

西村則康
西村則康 専門家・プロ

プロ家庭教師集団「名門指導会」代表
中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員

にしむら のりやす日本初の「塾ソムリエ」としても活躍中。40年以上中学・高校受験指導一筋に行う。コーチングの手法を取り入れ、親を巻き込んで子供が心底やる気になる付加価値の高い指導が評判。暗記や作業だけの無味乾燥な受験学習では効果が上がらないという信念から「なぜ」「だからどうなる」という思考の本質に最短で入り込む授業を実践している。また、学習指導だけでなく、受験を通じて親子の絆を強くするためのコミュニケーション術もアドバイスする。「中学受験は日常生活を犠牲にしてまで行うものではない」「主役は塾の先生や家庭教師ではなく、お子さんとご家庭だ」という「生活の延長線上の受験」を理想に掲げている。著書に『中学受験は親が9割』(青春出版社)、『中学受験基本のキ! (日経DUALの本)』(日経BP社)など、20冊を超える。

西村則康公式サイト http://www.nishimuranoriyasu.com/
名門指導会 https://www.meimon.jp/
中学受験情報局「かしこい塾の使い方」 https://www.e-juken.jp/

合わせて読みたい