早稲田大学付属校も夢ではないと言われ続けて入った中学受験コース。当初は60台だった偏差値も、算数の担当講師との反りが合わず、自己肯定感を喪失、40台までのダダ下がりを経験した西村家(前編はこちら)。6年生でくだした成績アップのための家族の決断は、転居と転塾という方法でした。しかし、転塾はいろいろな意味で甘いものではありませんでした。
- 個別指導で自己肯定感・成績がアップ
- 意外とかかる受講料以外のお金
- ガミガミ言わなくてすんだのは大きなメリット 授業内容は上位校とほぼ同質 中高一貫校のよさ
個別指導で自己肯定感・成績がアップ
塾での勉強についていけなくなりはじめた西村家の海斗君。成績の良い子たちの質問には丁寧に答える講師に対し「僕がバカだから教えてもらえない」と卑下する日々に。そんな海斗君の気持ちをリセットするため、元々予定していた都内転居を当初予定から前倒しし、6年生の春に決行。小学校は最終学年ということもあり、特例でこれまでいた学校に通えることになりました。学校環境を変えることなく転居ができたのはよかったものの、塾選びは難航します。