「安全校からもまさか不合格」“志望校全落ち”の親子が下した決断

中学受験 FAMILY HISTORY 中学受験 FAMILY HISTORY

西村香さん

海斗くん

※掲載しているお名前は仮名です

佼成学園女子中学校

早稲田大学付属校も夢ではないと言われ続けて入った中学受験コース。当初は60台だった偏差値も、算数の担当講師との反りが合わず、自己肯定感を喪失、40台までのダダ下がりを経験した西村家(前編はこちら)。6年生でくだした成績アップのための家族の決断は、転居と転塾という方法でした。しかし、転塾はいろいろな意味で甘いものではありませんでした。

目次
前編
  • 小2で入塾。塾のアンケートで“中学受験したい”に○
  • 校舎が変わりまさかの展開
後編
「安全校からもまさか不合格」“志望校全落ち”の親子が下した決断
  • 個別指導で自己肯定感・成績がアップ
  • 意外とかかる受講料以外のお金
  • ガミガミ言わなくてすんだのは大きなメリット 授業内容は上位校とほぼ同質 中高一貫校のよさ

個別指導で自己肯定感・成績がアップ

塾での勉強についていけなくなりはじめた西村家の海斗君。成績の良い子たちの質問には丁寧に答える講師に対し「僕がバカだから教えてもらえない」と卑下する日々に。そんな海斗君の気持ちをリセットするため、元々予定していた都内転居を当初予定から前倒しし、6年生の春に決行。小学校は最終学年ということもあり、特例でこれまでいた学校に通えることになりました。学校環境を変えることなく転居ができたのはよかったものの、塾選びは難航します。

続きは会員の方のみご覧いただけます

取材・文:親子のための中等教育研究所

2019年設立。中学受験を切り口とした教育分野の研究をおこうなう。運営するnote「中学受験Style」で保護者のための情報を続けている。

西村家の別の記事

「早稲田付属も夢ではない」といわれた入塾から一転。偏差値60台から40台へ

ほかの家族のHISTORY※掲載しているお名前はすべて仮名です

一覧で見る