小4から本格的に受験勉強を始めた橋本家の和也くん(仮名・中学生)。塾の先生との相性が合わず、得意の算数の成績が下がってしまい、一時は「受験をやめる」と言い出す事態に(前編はこちら)。しかし、母親の美由紀さん(仮名)の素早い判断で、転塾→自信を取り戻す→再び受験塾に、というよい循環を作れたことで、小5のはじめには落ち着いて受験勉強に取り組みはじめます。
- 算数塾で「私立に行きたい」という気持ちが芽生える
- 塾との相性が合わず受験リタイアの危機も
- 「上位クラスをめざしガツガツ」が向かない子もいる
- マイペースな子供を見守りつつフォロー
- 前半受験でしっかりとれる併願校を選ぶ
- 連日受験で上手く波に乗せ、着実に合格を重ねる
- 自習室には東大生のチューターも。私立中の手厚さに驚く
- エンジンがかかりにくい子を上手にサポートするには
マイペースな子供を見守りつつフォロー
成績はごくゆるやかな上昇タイプ。「上をめざす」というガツガツした性格ではなく、塾は大好きだけれどマイペースなところがあったという和也くん。一番大事だったのは、そんな和也くんなりのペースを見守り、フォローしてあげることだったと美由紀さんは言います。