首都圏の中学受験において“男子御三家”といわれる「麻布」「開成」「武蔵」。いずれも東大をはじめとする難関大学への高い合格率を誇り、中学受験生の憧れともいえる存在です。勉強面だけでなく、それぞれの学校が生徒の自主性を重んじるユニークな教育を実施している点で、保護者の幅広い支持を得ています。
その御三家にわが子が合格する可能性がある……親ならば、誰でも期待に胸躍らせてしまいそうです。今回は御三家の一校「武蔵」をめざしながら、直前で志望校を変更した親子の物語です。
- クラスの大半が受験を選択する地域で、自然と中学受験を意識するように
- 算数が得意で御三家も狙える成績に
- 科目の好き嫌いがあり、成績が上下……小6で壁に
- 苦手分野に取り組むようになるも、苦戦。本人が下した決断は……。
- 塾の先生と納得いくまで話し合い、現実的な志望校に
- 御三家から本郷への切り替え 過去問も仕切り直し
- 埼玉で上位校に初日合格、自信をつけて東京受験へ
- 東京での受験は一校のみ。「初日で合格」の気迫
- 成績が頭打ちのときは、親のメンタル管理も大事
クラスの大半が受験を選択する地域で、自然と中学受験を意識するように
東京都内の自宅から本郷中学校に通う竹本翼くん(仮名・中学生)。ピアノが好きで、音楽を聴くことが趣味の明るい男の子です。幼稚園のころからピアノを習い、またスポーツの習い事などにも積極的に取り組んできました。両親は共働きだったので、小学校からはじめる習い事のひとつとして学習塾を検討。理数系に力を入れている近隣のB塾に、小1の春から通いはじめました。
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