
「失敗してもいい」が子供を伸ばす! 中学受験で苦しくならないための心構え5選
中学受験の勉強をしていると、子供も保護者もつい肩に力が入ってしまって、「失敗してはいけない!」と考えがちです。しかし、ここでいう「失敗」は、本当に失敗なのでしょうか?
一般的に「失敗」といわれる経験も、子供の成長を促す糧となることがあります。また、「失敗した」と思うことでも、後から考えると「成功だった」と評価が変わることもしばしばです。そうであれば、「失敗してもいい」と考えることが大切なのではないでしょうか?
今回は、「失敗」を通して子供を伸ばし、中学受験で苦しくならないための心構えを紹介します。
Contents
「失敗してもいい」という心の余裕が大切
多くの中学受験生とその保護者にとって、受験勉強をスタートしてから受験本番を迎えるまで、何から何まで上手くいくことはありません。組分けテストの点数が悪くてクラス落ちしたり、模試で散々な点数を取って合格可能性が50%に届かなかったり…。こうした「失敗」を乗り越えるのも勉強です。
しかし、受験生はまだ子供です。「失敗」に過剰反応して、落ち込んだり、投げやりになったりすることもあるでしょう。そんなときこそ、保護者は「失敗してもいい」という心の余裕を持って子供に接する必要があります。
中学受験で苦しくならないための心構え5選
「失敗してもいい」だけだと漠然としすぎなので、もう少し具体的な心構えを紹介します。保護者がこれら5つを意識にとどめておけば、組分けテストや模試などの結果に一喜一憂しなくなり、子供を追い詰めることもなくなるでしょう。
1)失敗は恥ずかしくない
子供は「失敗=恥ずかしいこと」と考えがちです。そんな子供に対して、保護者は日ごろから「失敗は恥ずかしくない!」と伝えることが大切です。
また、子供がまちがった答を消して正解を写したり、返却されたテストを隠したりしても、保護者は頭ごなしに叱るのは避けるべきです。子供の言い分を聞いたうえで、「失敗自体は恥ずかしくないけれど、失敗をごまかそうとすることは恥ずかしい」と話すといいでしょう。
2)本番前に失敗してラッキー
受験本番直前の模擬試験で悲惨な点数を叩き出したり、過去問を解いたら合格者平均に届かなかったり…。子供は激しく落ち込むでしょう。
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