調べる力の基礎となる5つの力! 自分で調べて疑問を解決する子供は学力も伸びる
中学受験生の質問で多いのは、「太閤検地って何ですか?」のような、言葉の意味を尋ねる質問です。こうした質問に対して、保護者は「自分で調べてみようね」と答えるのが望ましいといえます。
とはいえ、そもそも調べ方を知らない子供は、調べようと思っても調べられません。そこで重要になるのが、自分で調べることを通して疑問を解決する「調べる力」です。
今回は、調べる力の基礎となる力を5つ紹介します。
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インターネットは調べるのに役立つ
少し前までは、わからないことを調べようと思っても、教科書や資料集を見るか、学校や塾の先生に質問するしか方法がありませんでした。図書館もありますが、子供にとって図書館の利用は難しいでしょう。
一方、最近はインターネットの発達によって、検索すればさまざまな情報を得られるようになりました。スマホやパソコンは調べるのに役立つツールです。しかし、「何をどう調べればいいのか」がわからないと、延々とネットサーフィンをして時間を浪費してしまいます。便利な時代だからこそ、調べる力が求められます。
「調べる力」の基礎となる5つの力
「調べる力」というと漠然としていてとらえどころがありません。そのため、調べる力を5つの基礎的な力に分解して紹介します。
[1] 目次と索引を使いこなす力
多くの参考書や図鑑などには、目次と索引がついています。目次は、内容の見出しとページ数が記載順に並んだ一覧です。一方、索引は、語句や人名などを五十音順などに並べてページ数と一緒にまとめた一覧です。
本で調べる場合、まずは目次や索引を見ることが大切です。また、インターネット上でも、目次がついている記事が増えてきました。調べたいことの記載箇所を目次から見当をつけられるようになると、調べものがはかどります。
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