小学校受験に失敗したものの、大手進学塾の特待生に認定されるほど高い学力を身につけていた林陽翔くん(仮名・高校生)。最難関校合格も夢ではない中で、志望校の合格可能性を判定する模試では思うような結果が得られず、母親の麻美さん(仮名)の不安は募るばかり……。(前編はこちら)
- 数学的思考力に重きを置く幼児教室で、中学受験の土台を育む
- 8時半の就寝時刻は厳守。終わらなかったら、翌朝か週末で回収
- 6年生になり再び通塾。志望校に実績を出しているSAPIXへ
- 大量の過去問を解きまくり、C・D・E判定から見事逆転合格へ
- 開成、聖光、筑駒の3校を受験。学校は3週間くらいお休みに
- 最後のふんばりになる目標があったから、合格を手にできた!
大量の過去問を解きまくり、C・D・E判定から見事逆転合格へ
「6年生の秋以降は、志望校を決定するための模試があります。SAPIXでは、AタイプとBタイプという2種類の問題があって、開成を狙うならAタイプの問題に強くなければいけません。しかし息子は、目指す学校とは違うBタイプの問題がすごく得意で、それこそ麻布や栄光はA判定。でも、開成や聖光の判定はCとかDとかEとかで。『志望校はそっちじゃないのにどうしよう』と不安や焦りがふくらみました」(麻美さん)