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国語の読解問題に強くなる参考書6選! 入門編から入試レベルまで紹介

2019年10月28日 伊藤仁人

中学入試の国語で重要となる読解問題。読解問題を解くためにはいくつかポイントがあり、それらをおさえることが得点力アップにつながります。そこで今回は、国語の読解問題を集中的に勉強するための参考書をピックアップしました。国語が苦手な子向けのものから入試を意識したものまで、おすすめの参考書を紹介します。

読解問題が苦手な子がはじめるのにぴったりな参考書

まずは、読解問題が苦手な子でも取り組みやすい参考書をチェックしましょう。問題文のセレクトに定評がある参考書や、まんがで楽しく読解問題に触れられる参考書など、読解の勉強をはじめるのにぴったりな参考書を3冊紹介します。

「中学入試国語のつまずきを基礎からしっかり『文章読解』」(学研プラス)

読解でつまずきやすい課題を集中的に選んで掲載した問題集です。例題を解きながらコツやつまずきポイントを確認し、「マスター問題」で解き方が理解できかたどうかをチェックする、という流れで学習を進めます。

問題本文に、あらかじめ「読解のポイント」が記載されているのが特徴。「そもそも文章をどう読み進めたらいいかわからない」という子でも、「読解のポイント」があることで安心して文章を読み進められるでしょう。読解問題の勉強をはじめたばかりの子におすすめの1冊です。

「中学受験 まんがで学ぶ! 国語がニガテな子のための読解力が身につく7つのコツ 説明文編」(ダイヤモンド社)

文章を読むことに抵抗があるという子は、こちらの参考書がおすすめ。読解のコツやポイントを、まんがで楽しく学べる問題集です。「逆接ポイント」や「打ち消しポイント」といった読解のポイントが、まんがを読みながらひとつずつ理解できます。最後には、覚えたポイントを使って実際の入試問題に挑戦します。

「問題を攻略しながらモンスターを集めていく」といった楽しい内容なので、ゲーム感覚で読み進められるしょう。活字を追うのが苦手でも、絵と物語を追いかけることで、徐々に読解問題に慣れていきます。「まずはとにかく読解問題に触れさせたい」という親御さんは、手に取ってみることをおすすめします。

「啓明舎が紡ぐ小学国語読解の基礎 3~5年生向け」(みらい)

昭和60年開校の学習塾・啓明舎が監修する問題集。書き込み式問題集で、ページ上部に本文、下部に設問・解答欄が用意されています。本文・設問・解答を同時に見渡せ、ノートも不要なため、勉強を効率的に進められるのがメリット。コラム的な読みもの「おやくそくとおけいこ」では、読解問題を解くうえでの決まりごとや解答技術を学べます。

こちらの問題集は、説明文と物語文が秀逸なことに定評があります。子供が読んで面白く、興味をひかれるような文章が選ばれているので、「文章を読む楽しさ」に気づけるでしょう。文章を読むことにあまり慣れていない子でも、楽しみながら実力を養っていける問題集です。

入試レベルに対応! 実力が身につく参考書

入試レベルを意識した読解問題の参考書を3冊紹介します。問題が頻出度順に並んだ問題集や、過去問から良問をセレクトした問題集など、実力アップにうってつけの参考書をチェックしましょう。

「中学入試でる順過去問 国語読解合格への85問 三訂版」(旺文社)

近年の中学入試を分析し、問題を「でる順」に並べた問題集。物語文・説明文といった文章の種類ごとに、入試でよく問われる問題が頻出度順に並べられています。出題される可能性が高い問題から取り組めるので、効率的に学習を進められるのがポイント。たとえば「物語文」の対策では、出題頻度がもっとも高い「人物の気持ち・性格」の文章を真っ先に学習できるつくりになっています。

ひとつの単元は「まとめのページ→演習問題→入試問題」の3ステップ構成。「まとめのページ」で問題の攻略法をチェックし、同じページの書き込み式の例題でポイントをおさえます。3ステップを繰り返すことで、演習や入試問題で得点を上げる力が着実に身につきます。

また巻頭のコラムでは、近年の中学入試における読解問題の出題傾向を確認できます。時期別のおすすめ学習パターンも掲載されているので、そちらを参考にしながら勉強を進めるのもよいでしょう。

「合格トレイン 国語読解」(英俊社)

『合格トレイン 国語読解』は、赤本5年分、4500題以上の問題のなかから良問を厳選して掲載した問題集。過去問のなかでも出題頻度が高く、今後出題が予想される作家・テーマを中心に問題文がセレクトされています。問題は文章のジャンル別、難易度順に配列。ジャンルごとによく出る設問を集中的に勉強できるつくりになっています。ちなみに本書出版の英俊社は、中学入試や高校入試の過去問題集の出版で有名。学校別の入試対策シリーズは、表紙が赤いため「赤本」として親しまれています。

こちらの問題集は直前期に取り組むのはもちろん、実践的な演習で腕試しをしたいときにもおすすめです。過去問に多く触れることで、‟実践感覚“を養うことにつながるでしょう。

「中学入試国語の読解力をぐんと伸ばす 説明文編」(数研出版)

読解問題のテクニックのひとつ「線引きサッと読み」の習得を目的とした問題集です。「線引きサッと読み」とは、重要箇所に線を引きながら文章全体を読み、それから問題を解く方法のこと。登場人物や筆者の考えなど、問題を解く鍵となる箇所に線を引きながら読むことで、より確実に設問に答えられるようになります。

本書では、「読解のコツ」や「線引き読み練習」で線引き読みの手法を学び、問題に取り組むことで実践トレーニングをおこないます。別冊の解答編では、線引きのお手本も確認できます。自分の線引きとお手本を見比べることで、テクニックを上達させることができるでしょう。

「線引き読み」は読解の王道テクニックのひとつです。この問題集で「線引き読み」を習得できれば、自信をもって読解問題に取り組めるようになるかもしれません。

子供に合った読解問題の参考書を選ぼう

ほかの分野の参考書と同じく、読解問題の参考書もコンセプトやレベルはさまざま。基礎レベルのものからハイレベルのものまでいろいろあるので、お子さんの学習レベルをよく見極めて参考書を選びましょう。お子さんに合った参考書を選べば、学習がより効果的になります。今回の記事を参考に、お子さんにぴったりの参考書を見つけてくださいね。

※記事の内容は執筆時点のものです

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