小5の春からの通塾だったにもかかわらず、それまでの家庭学習の成果もあり、順調に成績を伸ばしていった野間家の若菜さん(仮名・高校生)(前編はこちら)。ほとんど挫折知らずの受験生活でしたが、最後の模試で合格評定が下がるハプニングが……。母親の真美さん(仮名)は気にしていませんでしたが、若菜さんの心中はまったく違っていました。
- 「お尻を叩いて叩いて勉強させる」祖母が見たSAPIXの厳しさ
- 一番下のクラスからスタートすれば、あとは上がるだけ
- 遊びながら知識を増やして勉強を好きにしておく
- 女子の受験の特徴は、自分の意見がしっかりあること
- 「落ちたらどうしよう」初めての挫折に動揺
- 1月受験で本番の厳しさを実感。気合を入れ直して勉強
- いよいよ本命校の試験。親子3人で受験会場へ
- 親の感覚と子どもの感覚は違う。「女子学院に行けないの?」と駅で大号泣
- 自由な校風の女子学院で個性を伸ばす 6年学べる一貫校のメリット
「落ちたらどうしよう」初めての挫折に動揺
高水準を維持していた若菜さんの成績。女子御三家のひとつ・女子学院中学に志望を定め、十分合格を狙える実力をつけていました。しかし12月の最終模試で、「合格ラインではあるけれどトップではない」という成績に。本人にはちょっとしたパニックでした。