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【国語】返却されたテストを活用!「テスト直しノート」のススメ

2020年1月27日 ハルカ

授業中の確認テストや模試などのテストが返ってきたら、見直しと分析をして成績アップにつなげましょう。何をどのように見直し分析すればよいかわからなければ、「テスト直しノート」をつくってみてください。自分が間違えた問題と正しい答え、そして考え方のポイントをまとめるだけで今後の勉強の方針が立てやすくなります。今回は、勉強はしているのに成績が伸びない、漢字や記述で減点が多いという子にとくに試してほしい「国語のテスト直しノート」の具体的なつくり方を紹介します。

「テスト直しノート」をつくるメリット

テスト直しノートには、3つのメリットがあります。

・自分の「苦手」が把握しやすくなる
・勉強の方針が立てられる
・テスト前に苦手な箇所を見直せる

「得意科目」「苦手科目」という言葉がよく使われますが、実は科目のなかにも得意や苦手があります。国語なら「漢字は得意で記述は苦手」「語彙は得意で文法は苦手」といったようなことです。

苦手な分野がわかれば、勉強の方針も立てやすくなります。漠然と国語の勉強に1時間あてるよりも、苦手分野にじっくりと時間を割いて、得意分野はさっと済ますといった調整をしたほうが効率的です。

テスト直しノートには、自分が間違えた内容をつめこんでいきます。テスト前やテスト中の休憩時間などに、さっと苦手分野を確認するのにも便利です。

国語の「テスト直しノート」のつくり方━━漢字・語彙

漢字や語彙で間違えたものは、「問題・間違えた答え・正しい答え」をテスト直しノートに書きます。解答や辞書にある正しい答えだけでなく、授業で聞いた覚え方や、わかりやすい例文などを一緒に書いておくのもおすすめです。

間違えた漢字や語彙がテスト直しノートにたまってくると、自分の間違え方のクセが見えてきます。「漢字は部首でよく間違える」「語彙は意味をしっかり覚えられていない」などの傾向は、記録をとっておかないとなかなか気づけません。今後の勉強で自分の間違えやすいポイントを意識すれば、少しずつ正確な知識が身につきます。ノートに間違いをまとめていると、同じ間違いをしたときに気づけることも。「まえも間違えたな」と悔しい思いをすれば、「次は間違えないぞ!」と注意して机に向かえるようにもなるでしょう。

国語の「テスト直しノート」のつくり方━━読解の選択問題・抜き出し問題

選択問題や抜き出し問題は、「問題文・間違えた原因・注意すべきポイント」をテスト直しノートに書きます。問題文は、上の図のように「①主人公の気持ち」といったかたちで簡潔に書けばOKです。

間違えた原因には、「問題文をしっかり読んでいなかった」「直前にあった『必ず』という表現を見落とした」といったことを書きます。そのうえでどうすれば同じ間違いが防げるか、「問題文の条件にはしるしをつけて読む」「直前の文をよく読む」といった次から注意すべきことも書きましょう。次から注意すべきポイントを書いていくと、似たような点でつまずいていることがわかります。これが自分に足りないことです。足りない点を意識しつつ解くことを続けていけば、少しずつ読解問題の解き方がわかってきます。

国語の「テスト直しノート」のつくり方━━記述問題

記述問題は、問題文と自分の解答、模範解答、間違えた理由や次回気をつけるポイントを書きます。問題文は「①母親の気持ちを20字程度で」のように、答える内容と条件がわかればOKです。

自分の解答と模範解答を並べると、表現や文の構成など全体的な違いを実感できます。とくに「気持ちを表す言葉」は使われるものがある程度限られているので、場面とあわせて言葉の使い道も確認すると、次に記述問題を解くときに役立ちます。

下記のように、原因と注意点も書いておきましょう。

・本文の表現を見落とした→気持ちを表す表現に印をつける
・直前にあったヒントになる文がわからなかった→直前の文は注意深く読む

1問ずつ丁寧に向き合うことで、少しずつ記述の書き方が身につきますよ。

まとめ

自分のクセや苦手を知って次の勉強に生かす――。自分の間違いに向き合うのは苦手な子が多いですが、勉強においてはとても大事な作業です。テストは自分の現状を知るだけでなく、「今後の指針」にもなる宝物といってもよいかもしれません。返却されたテストをそのままにしている場合は、テスト直しノートをつくって次の勉強へつなげてみてくださいね。

※記事の内容は執筆時点のものです

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