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摂政と関白の違いは? 小学生でもスッキリ理解できるイラストつきで解説

2021年4月05日 ゆずぱ

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歴史の教科書に登場する、摂政と関白。教科書にはザックリとした解説しか書かれていないため、モヤモヤしている子も多いのではないでしょうか? そもそも摂政や関白とは、どちらも天皇を支える役職、つまり「補佐役」を指す言葉です。では両方とも天皇の補佐役なのに、どうして呼び方が2種類もあるのでしょうか。

これを理解するうえで大切なのが、それぞれの明確な定義を理解しておくこと。すると、摂政と関白の違いがスッキリします。各時代で摂政と関白がどんな役割を担ってきたか、そして中学受験で押さえておきたい代表的な摂政と関白の人物名も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

摂政と関白の違い

摂政や関白は、天皇を支える「補佐役」を指す際に使われる役職です。そしてふたつの役職の違いは、実はとてもシンプル。まずは次のように理解してみましょう。

  • 天皇を支える役職を立てる理由がある場合:摂政
  • 天皇を支える役職を立てる理由がない場合:関白

たとえば天皇がまだ子供の場合は、天皇を支える役割の人がどうしても必要です。つまり「子供だから」という理由があるので、このときの補佐役は「摂政」と呼ばれたのです。ほかにも天皇が女性だったり、病気だったり、といった理由で補佐役をつける場合も摂政と呼ばれました。一方で、特に補佐役をつける理由がない場合には「関白」という役職がつけられたのです。

摂政と関白の歴史

摂政と関白は、天皇を一番近くで支える役職です。重要な役職ということもあり、歴史上でもたくさん登場しますが、そもそもどのような役割を果たしてきたのでしょうか? ザックリとした分類ではありますが、4つの時代ごとに分けて摂政と関白を捉えていくと理解がグッと深まります。

[1]飛鳥時代〜奈良時代 ―― 天皇を補佐

飛鳥時代から奈良時代は、摂政が大切な役割を担っていました。まさに天皇をしっかり支える補佐役としての役目を果たしていた時代です。推古天皇の摂政・聖徳太子が有名ですね。ちなみにこの時代には関白はまだ存在しません。

[2]平安時代 ―― 摂関政治

平安時代は、摂政と関白が力を持った時代です。「天皇の補佐」という役職を飛び越え、自分の思い通りに天皇を動かすようになりました。当時の政治は、摂政と関白のふたつの頭文字をとって「摂関政治」とも呼ばれます。

[3]鎌倉時代〜江戸時代 ―― 武士の時代

鎌倉時代から江戸時代にかけて、摂政と関白の存在はあまり目立たなくなります。武士の時代は「征夷大将軍」に任命された武士が大きな力を握っていたから、ともいわれています。

[4]明治時代〜令和 ―― 天皇を補佐

江戸時代が終わると武士の世の中が終わりを迎え、“天皇の時代”が再びやってきます。明治時代以降も摂政は存続し続け、これまでどおり天皇の補佐役としての役目を務めたこともありました。

代表的な摂政と関白

摂政と関白がそれぞれの時代でどのような立ち位置にあったのか、大枠はつかめましたか? では次に、日本の歴史を代表する5人の摂政・関白を見ていきましょう。

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ゆずぱ

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  • この記事の著者

小学生の息子と娘をもつ2児の父親。外資系IT企業でシステムエンジニアの仕事をしながら、2人の子供の中学受験を経験。親としての受験活動のなかでの気づきや実践している工夫に加え、自らの失敗談からの役に立つ情報をブログでも発信しています。著書に『中学受験 偏差値に効く究極サポート10の実践』(エール出版社)。

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