中学受験ノウハウ 志望校選び

東京都の私立中学で有名な学校はどこ? 難易度は?

2018年3月06日 中学受験ナビ 編集部

日本一人口の多い東京都には著名人を多く排出している有名中学・名門中学も数多くあります。そんな都内の有名私立中学の中で、特に有名な学校についてご紹介します。

東京都の私立中学事情

「平成29年度 学校基本統計」の東京都の調査結果によると、東京都内にある中学校の数は全部で807校です。では、このうち私立の学校はどのくらいあり、また都内のどのエリアに多いのでしょうか。

東京都には私立中学がどれくらいある?

同じく「平成29年度 学校基本統計」によると、東京都内にある中学校807校のうち私立中学の数は188校です。これは休校している学校もすべて含めた数字です。休校中の学校を除くと185校となります(平成30年度 都内私立中学校入学者選抜実施要項による)。

この185校のうち119校が、文部省の中高一貫教育制度に基づく「併設型中高一貫教育校」(同じ設置者による中学と高校が併存する学校)となっています。都内にある私立中学は、半分以上が併設型の中高一貫校ということになります。中高一貫教育制度に基づかない、実質的な中高一貫校まで含めると、都内の私立中学のほとんどが中高一貫校です。

都内の私立中学はどのエリアに多い?

次は私立中学が集中しているエリアについてです。23区内で最も私立中学の多い区は世田谷区で、20校もあります。次は14校の文京区。次いで千代田区や港区で12校となっています。23区外では八王子市が一番多く、私立中学が全部で9校あります。世田谷区は面積も広く(大田区に次いで2番目に広い)、大学などの高等教育機関も多い地域ですから、私立中学校が多く集まるのかもしれません。

東京都の私立中学の入学に必要な偏差値は

続いて、都内の私立中学にどんな学校があるのかを見てみましょう。有名大学の合格実績を持つ名門校や、近年進学成績を伸ばしている学校は、人気が上がっています。

伝統のある名門校・人気上昇校

都内で伝統のある名門校といえば、男子ならば「男子御三家」といわれる開成中学校(荒川区)、麻布中学校(港区)、武蔵中学校(練馬区)の名前がまず挙がります。女子では、桜蔭中学校(文京区)、女子学院中学校(千代田区)、雙葉中学校(千代田区)が「女子御三家」といわれます。御三家のうちには数えませんが、駒場東邦中学校(世田谷区)や海城中学校(新宿区)などもそれにひけをとらない人気・入試難易度を誇ります。

早慶を頂点に大学附属校・系属校も人気

2018年度入試で強く見られた傾向に、「大学附属校・系属校の人気上昇」がありました。これは、大学入試制度の変更や23区内の大学の定員抑制の流れを不安に思ったご家庭が大学への内部進学を見込んで附属校・系属校を選択したものと思われます。その影響を大きく受けているのが早稲田大学高等学院・中学部(練馬区)、早稲田実業学校中等部(国分寺市)、慶應義塾中等部(港区)といった早稲田大学・慶應大学の附属校・系属校。明治大学や青山学院大学といった大学の附属校・系属校も人気を集めています。

近年は共学校の人気が上昇中

また、この数年人気上昇中なのが渋谷教育学園渋谷中学校(渋谷区)。こちらは共学校で、先の慶應義塾中等部、早稲田実業学校中等部とならび共学校のトップクラスを形成しています。

名門の中高一貫校が多い

東京都内には185校もの私立中学がひしめいており、それぞれに特徴ある校風・教育内容を競っています。進路を決める際には、入試の難易度だけでなく、お子さんの個性に合う学校選びができるよう、広い視点でいろんな学校を見るようにしたいですね。

 

(中田ボンベ@dcp)

※記事の内容は執筆時点のものです

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