ノートの取り方で差をつけよう! 塾の授業を家庭学習に役立てるためのノート術5選
塾に通う中学受験生は授業中にノートを取ります。しかし、そのノートが家庭学習の役に立っているかどうかは子供によってさまざまです。もし役に立っていないなら、ノートの取り方を見直す必要があります。今回は上手にノートを取るためのヒントを紹介します。
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授業中にノートを取るのは何のため?
塾の授業では多くの場合、学校の授業とは違ってノート提出がありません。そのため「先生にチェックされないからいいや」と考えてノートを取らない、もしくはいい加減に取る子供がいます。
子供がこのような状態になっていたら、保護者は叱るのではなく、「授業中にノートを取るのは何のため?」と子供に質問してみてください。子供が「わからない」と答えた場合は、ノートを取る目的を一緒に考えてあげるとよいでしょう。
授業中にどんなに「わかった」「できた」と思ったことでも、その多くはしばらくすると忘れます。だから忘れても大丈夫なように、後で見直して復習に役立てられるノートを取ります。保護者は子供に「授業中にわかったかどうかは関係なく、忘れても困らないようにノートを取るんだよ」と伝えましょう。
塾の授業を活かすためのノート術5選
塾の授業を家庭学習に役立てるためのノート術を詳しく紹介します。子供と一緒にノートを見直してみましょう。
1.目的別にノートを分ける
ノートを上手に取る第一歩は、目的別にノートを分けることです。ノートを分けないと、どこに何を書いたのかがわからなくなったり、復習で使うノートを提出してしまったりして、困ったことになるからです。
保護者は最低でも、授業用ノートと宿題用ノートの2冊を用意します。また、ノート提出のある授業では、提出用ノートも追加します。なかでも授業ノートは、授業で学んだことなどをまとめていく自分だけの参考書です。受験が終わるまで使うので、失くしたり捨てたりしないように、保管場所を決めておきましょう。
2.「見せる」ことを意識する
「見せる」ことを意識すると、ノートの取り方が上手くなります。「見せる」といっても、赤の他人に見せるのではなく、将来の自分に見せることを意味します。
前述の通り、ノートは忘れたときに見直して記憶を復元するためのものですから、自分でも読めない字や意味のわからない図はNGです。
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