中学受験ノウハウ 親の関わり方

【過去問の賢い使い方】子供のやる気アップにつながる方法をケース別に紹介

2021年9月07日 石井知哉

中学受験の“必須ツール”ともいわれる、過去問。各中学校の出題傾向をつかんだり、時間配分の練習をしたりと、実戦的な対策をするうえで役立ちますが、実はそれ以外にも「意外な活用法」があります。それは、子供のやる気をアップさせるために使うということです。

自信を失いつつある場合、そして自信をもちすぎている場合のふたつに分け、過去問の具体的な使い方を紹介します。

【ケース別】過去問の活用法

中学受験生は、自信がなくても、ありすぎても、受験勉強への意欲がもてなくなることがあります。たとえば夏期講習で毎日朝から晩まで一生懸命がんばって勉強してきたのに、夏休み明けの試験の結果がよくなかった……。こんなときは、子供は自信を失いがちです。逆に良い点数が出たことで自信を持ちすぎて、受験に対して気のゆるみが出ることも珍しくありません。特に6年生は緊張やプレッシャーも強くなるので、気持ちのアップダウンが大きくなる傾向も。親御さんとしては、こうした気持ちの“揺らぎ”にどう対処すべきか悩ましいところですよね。

そこで救世主となるのが、過去問です。そもそも過去問とは、中学入試で実際に出題された問題のこと。そしてこれが解ければ、それだけ合格に近づきます。つまり過去問をうまく使えると、子供のやる気をアップさせることができるのです。

では次のふたつのケースに分け、過去問の活用法を具体的にみていきましょう。

【ケース別】過去問の活用法

  1. 自信を失いつつある場合
  2. 自信をもちすぎている場合

ケース【1】自信を失いつつある場合

模試や塾内テストなどで成績が伸びない時期が続くと、子供は自信を失い、やる気も下がりがちです。


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石井知哉
この記事の著者

株式会社QLEA教育事業部部長。教育系Webサイト「School Post」を主宰。2000年、早稲田大学第一文学部 哲学科卒業。東京都の塾業界にて指導歴20年以上。現在は、東京都大田区で個別指導塾2校舎の教務・運営を統括する傍ら、千代田区麹町に超少人数制個人指導道場「合格ゼミ」を開設。豊富な実践経験に裏付けられた独自の理論とメソッドに基づき、小学校低学年から中・高・大学受験生、就職試験対策の指導にあたっている。幅広い学年・学力層・教科を対象に、個々の成長を最大限引き出す指導を得意とする。