苦手な社会科をフォローアップするために5年生の秋に転塾。4教科の受験勉強をしていくなかでお子さんの理科好きに気づいた母親の美紀さん(仮名)は、東京の公立中高一貫校でも1、2を争う人気校に憧れを抱きます。私立型の受験勉強に公立対策も加わった佐野家ですが、当の宗介くん(仮名・高校生)は一貫校なら、どこでもいい様子。そんな彼にもついに、運命を感じる学校が現れて……。(前編はこちら)
- 理数系教科に強い集団塾に入塾するも、小5秋に転塾
- 理科の学習に夢中になる姿を見て、順調に進んでいた受験対策が一変
- 「一貫校ならどこでもいいよ」と言う息子。志望校はどうする?
- ようやく出会えた運命の学校 それでも変わらぬマイペース
- いよいよ入試本番。前日&当日はこう過ごしました
- 「息子には息子の伸びる環境がある」きょうだいで比べない大切さ
ようやく出会えた運命の学校 それでも変わらぬマイペース
「模試で行った攻玉社中を、ものすごく気に入ったようでした。アットホームな雰囲気だけでなく、面倒くさがり屋の息子には“駅から歩いて2分”の好立地も大きな魅力だったみたいです。ほかの学校の説明会では『もう帰りたい』とまったく興味を示さなかった息子が、攻玉社のときは『僕、この部活に入りたい!』とパンフレットを広げて楽しそうに見ていました」(美紀さん)