中学受験ノウハウ 模試

中学受験の合否を分ける!? 模試を受けた後の「振り返り」と「解き直し」の仕方

2022年4月18日 石井知哉

中学受験のために欠かせない「模試」ですが、「受けておしまい」では、余りにもったいない。「受けた後」がとても大切です。

模試で大切なのは「振り返り」と「解き直し」

得点や偏差値、順位、合否判定といった「表面的な結果」に一喜一憂して終わるのはNGです。結果を踏まえて、「良かった部分→継続・発展」「悪かった部分→解決・改善」を通じ、合格に必要な力を養う。これが模試の目的です。そのために必要なのが

[1]振り返り:原因の分析
[2]解き直し:改善に向けた行動

の2つです。

模試を受けた後の「振り返り」の仕方

「振り返り」をする際のポイントは「結果の考察」と「誤答の分析」です。

【1】結果の考察

得点と偏差値の2つを確認し、最も低い教科からテコ入れをします。各教科の単元ごとの得点も細かく記されるので、苦手単元も明らかになります。また、その模試の問題ごとの受験者正答率も参考になります。

「正答率が高いのに自分は間違えている」という問題は最優先ですが、「自分も間違えているが正答率も低い」という問題は差がつかないので、後回しにして構いません。

結果の考察は親子で取り組みます。その際親は、結果が悪いと小言の1つや2つ言いたくなるかもしれませんが、グッとこらえることが大切です。過去の結果について責めてもプラスにはなりません。「点数が低い=伸びしろがある」とポジティブに受け止めて、「次はどう上げるか」を考えましょう。

【2】誤答の分析

採点済み答案の控えから不正解の原因を分析します。「鉄は熱いうちに打て」というように、記憶の新しい試験直後に自己採点とあわせて行うのがベストです。お子さんと一緒に答案と問題を見ながら、誤答を以下の3つのランクに分けてください。

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石井知哉
この記事の著者

株式会社QLEA教育事業部部長。教育系Webサイト「School Post」を主宰。2000年、早稲田大学第一文学部 哲学科卒業。東京都の塾業界にて指導歴20年以上。現在は、東京都大田区で個別指導塾2校舎の教務・運営を統括する傍ら、千代田区麹町に超少人数制個人指導道場「合格ゼミ」を開設。豊富な実践経験に裏付けられた独自の理論とメソッドに基づき、小学校低学年から中・高・大学受験生、就職試験対策の指導にあたっている。幅広い学年・学力層・教科を対象に、個々の成長を最大限引き出す指導を得意とする。