国語の読解問題ではどこが「大事なところ」か? 効果的な線引きで点数が伸びる
国語の読解問題では「線を引くことが大切だ」といわれます。しかし、どこに線を引くべきか、どうして線を引かなければならないのかなどは曖昧で、受験生は「線の引き方がわからない」と悩みます。今回は、そんな受験生のために、線引きのヒントをお伝えします。
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本文を読みながら線を引く
多くの受験生は本文を読みながら線を引きます。塾でも「本文を読みながら線を引きなさい」と指導されているようです。このような線引きについて考えてみましょう。
本文を読みながら線を引く理由
本文を読みながら線を引くと、本文内容が理解しやすくなります。文章をただ目で追っていくだけよりも、手も使った方が記憶にも残りやすいでしょう。
上手に線引きができれば、問題を解くときに本文の見るべき箇所を絞れることもあります。時間の節約にもなって、「最後まで問題を解けない」という悩みを解消できるかもしれません。
また、評論文・説明文を要約させる問題や物語文の主題(主人公の心情変化)を問う問題など、本文全体に関わる問題を解くときは、線を引きながら本文内容を整理すると解きやすくなります。
本文を読みながらどこに線を引くか?
本文を読みながら行う線引きでは「大事なところ」を見分ける必要があります。
評論文・説明文では筆者の主張や説明のまとめが大事です。これらは一般的に具体例や詳しい説明ではなく抽象表現です。筆者の意見は「~と思う」「~すべきだ」などの文末表現が、説明のまとめでは「つまり」「要するに」などの接続語が目印になることがあります。多くの場合、何度も繰り返し出てくる言葉(キーワード)が含まれています。
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