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6年生の夏、受験生の夏。効果的な過去問演習とは?|なるほどなっとく 中学受験理科

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学習範囲が広く、難しいイメージがある理科の中学入試問題。難関校に多くの子どもを合格させてきたカリスマ講師・小川眞士さんが、子どもの理科力を育むためのヒントを伝えます。

前回に続き、6年生の夏休みの学習のポイントを小川先生に伺います。夏休みは、塾の総合演習、夏期講習と並行して、過去問演習に取り組むお子さんもいらっしゃると思います。そこで今回は、理科の力をアップさせるための過去問演習の効果的な取り組み方をお伝えします。

過去問演習で分野ごとのまとめをする

過去問演習には、大きく2つのやり方があります。

ひとつは学校ごとの過去問演習です。これは、自分が志望する中学校の入試でどのような問題が出たのかを知り、現時点での自分の実力を測るために行う子が多いと思います。

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小川眞士

小川眞士

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小川理科研究所(東京都豊島区)主宰。都内の中学校教諭を経て、四谷大塚進学教室理科講師に。開成や桜蔭の特別コースを約25年間担当、コース生28人全員が開成中学に合格した実績を持つ。教務主任や副室長も務めた。2009年4月に小川理科研究所を開設。主な著書に、『中学受験 理科のグラフ完全制覇』(ダイヤモンド社)、『これだけ理科』(森上教育研究所スキル研究会)、『カンペキ小学理科』(技術評論社)がある。

水溜 兼一(Playce)

  • この記事の著者

雑誌・新聞の編集・ライターを経て、現在は、通信教育企業のキュレーションサイトや大学案内のライティングなどを担当。