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算数を学ぶ小学3年生がつまずきやすい問題3つとその対策 (1ページ目)

2018年2月02日 中学受験ナビ 編集部

「9歳の壁」という言葉をご存知でしょうか? 小学3年生、4年生にあたるこの年齢の頃になると、各教科で勉強につまずいてくる子供が少なくないということを表した言葉です。

なかでも苦手意識を持たれやすい科目は算数。その理由は、1年生、2年生の頃に比べて、抽象的な学習内容が増えるためです。9歳の壁を乗り越えられるよう、子供がつまずきやすい問題と対処方法を事前に把握しておきましょう。

小学3年生で学ぶ算数はどんな内容?

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それではまず、小学校3年生の算数の授業ではどのような内容を学んでいくのかを簡単にご紹介しましょう。塾などでは少し早めに2年生で習う内容もありますが、ここでは3年生のときに学校で習う内容について紹介していきます。

わり算

「りんご12個を、3人に同じ数ずつわけます。1人分は何個になるでしょう?」などの、完全に割り切れるわり算の計算と、あまりのあるわり算の計算の両方を学びます。

円と球

2年生では三角形、四角形などの図形について学習しましたが、3年生になると円と球についても学びます。その際、直径や半径の考え方についても学んでいきます。

時間と距離

2年生では新たな単位として、かさの単位であるl(リットル)と長さの単位であるcm(センチメートル)、mm(ミリメートル)について学習しましたが、3年生では、「2時間15分」などの時間の単位とその計算方法、m(メートル)やkm(キロメートル)など距離の長さについて学びます。

表とグラフ

棒グラフや表の書き方や読み方などを、ここで初めて学びます。

□の内容を求める計算

計算式の一部を「□」で隠したり、問題文の一部を伏せたりして、「何個ですか?」などと問う問題です。「□」のなかを求める方法を学びます。

小学3年生が算数でつまずきやすい問題は?

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小学3年生でつまずきやすい問題はずばり、「時間と長さの計算」と、「□の内容を求める計算」だといわれています。この2つは、中学受験の算数のなかでも特に苦手な子供が多いといわれる、「つるかめ算」や「旅人算」の基礎となる問題です。高学年になってから「つるかめ算」や「旅人算」で苦労しないためにも、しっかりマスターする必要があるでしょう。具体的にどのような問題にチャレンジするのかを見てみましょう。

□の内容を求める計算

<例1>

「ふくろのなかにくろいあめとしろいあめがはいっています。くろいあめは5個です。ふくろのなかにはいっているあめの数は全部で18個です。しろいあめはいくつですか」

(答え: 13個)

<例2>

「あめが□個ずつ入っているふくろが4つあります。あめの数は全部で36個です。ひとつのふくろに入っているあめの数は何個でしょう?」

(答え:□×4=36なので9個)

時間と距離の計算

<例>

「まさるさんは午前9時15分に家を出ました。家を出てから32分後に図書館に着きました。その後しばらく本を読んで、午前11時45分に図書館を出ました。と中、スーパーによって買い物をして家に帰ると、家に着いた時こくは午後1時12分でした」

(1) 図書館に着いた時こくは、何時何分ですか。
(2) 図書館で本を読んだ時間は、何時間何分ですか。
(3) 図書館を出て、家に帰り着くまでに、何時間何分かかりましたか。
(4) 家から図書館までは2km100mあります。また、図書館からスーパーまでは800mあります。家から、スーパーまでの道のりはどれだけですか。

出典:北九州市立教育センター「WEB問題(チャレンジシート)小学校版」算数科 3年生の問題より
http://www.kita9.ed.jp/eductr/Handbook/Challengesheet/Elementaryschool/sansuu/3/5a.pdf

小学3年生が算数でつまずいた時の対処法

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大人が挑戦しても考えてしまうことがあるくらい難しい内容も出てくるので、子供がつまずいてしまったからといって焦りは禁物です。あせらずに具体的な対処方法を示し、わかるまでしっかりと向き合うことが大切です。それでは、具体的な対策を見ていきましょう。

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