公立中高一貫校 3つのメリットと合格に必要なこと
旧来、中学進学といえば、選択肢は「私立中学校の受験」か「地元の公立中学校に進む」の2つに1つでした。ところが、1999年の法改正によって、「公立中高一貫校への進学」という第3の選択肢が生まれました。以降、高い人気を博している公立中高一貫校ですが、そのメリットと合格するために必要なことについて解説します。
中学校 進学の3つの選択肢
2018年現在、小学校卒業後の進路としては、次の3つがあります。
[1]公立中学校(無試験)
[2]私立中学校(入学試験あり)
[3]公立中高一貫校(適性検査あり)
[1]公立中学校の場合、3年後に高校進学に際して受験を迎えることになります。
[2]私立中学校の場合、恵まれた環境で高いレベルの教育を受けられますが、他方で高額の学費が必要となりますし、塾通いや模擬テスト、参考書や問題集など、入学試験の対策のための費用もかかります。
[3]公立中高一貫校の場合、公立なので学費はかかりませんが、受けられる教育は私立並みのハイレベルなものです。つまり、「私立中レベルの教育」を「公立中並みの費用」で受けられる学校ということになります。
公立中高一貫校のメリット
【1】学費が安い
公立であるため、義務教育に当たる中学校3年間の授業料は無料です。高校3年間は授業料が発生するものの、私立に比べれば大幅に安くすみます。制服や図書費、実験や各種実習の材料費、学用品、修学旅行や遠足にかかる費用は別途必要となりますが、それを加えても、中高6年間の総額で私立の3分の1以下という統計も出ています。
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