模試の解き直しを効果的に行うコツ5選! 成績を伸ばす復習方法を解説
模試(模擬試験)は、やるべきことが多い入試直前期でない限り、受けっぱなしにせず、きちんと解き直すことが大切です。とはいえ、これから模試を受ける4~5年の受験生と保護者は、どのように解き直しをすればよいのかわからないかもしれません。また、模試を受け始めたばかりで、うまく活用できていないと感じることもあるでしょう。このような悩みを解決し、模試の解き直しを成績向上につなげるためのコツを紹介します。
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模試の結果に一喜一憂しない
受験生や保護者は模試の結果に一喜一憂しがちです。しかし、それで終わっているだけだと成績がなかなか伸びません。良い結果も悪い結果も冷静に受け止め、その結果を分析して今後の勉強に活かす必要があります。
分析の際に見るべきは、正解した問題よりも不正解だった問題です。なぜなら、不正解だった問題をチェックすることで、弱点を把握して勉強計画を見直すきっかけになるからです。ただし、入試直前期の模試では、不正解だった問題をもとに、時間配分を考えたり、捨てる問題を決めたりするとよいでしょう。
模試の解き直しを効果的に行うコツ5選
模試の解き直しを行う場合、漠然ともう一度解くだけでは効果が薄いこともあります。そうならないためのコツを紹介します。
1. 模試を受けた当日に答え合わせする
模試が終わって帰宅したら、時間が足りなくて解けなかった問題をまずは解いてみるとよいでしょう。その後、記憶が鮮明なうちに答え合わせをすると、自分の間違いなどに気づきやすいはずです。不正解の問題やわからなかった問題については、解説を読んで理解することに加えて、可能ならばすぐに解き直すと定着します。
ただし、難し過ぎる問題を無理して解き直しても、得られるものが少ないこともあるでしょう。解説を読んでもまったく理解できない問題などは印だけつけておいて、深入りする必要はありません。このような問題は、いろいろ勉強した後にもう一度解き直すと、すんなり解けることもあります。
2. できなかった原因を言葉で記録する
不正解だった問題・わからなかった問題について、できなかった原因を分析して言葉で記録しておきます。このとき、漠然と「時間が足りなかった」「計算ミス」と書くのではなく、具体的に「大問2に時間をかけ過ぎた」「小数のわり算で小数点の位置を間違った」と書くのがポイントです。
弱点や問題点を言語化することによって、必要な知識の抜け漏れや意外な勘違いに気づきやすくなります。また、同じ間違いを繰り返していることが発覚すれば、それを修正するのも可能でしょう。言語化は自分を客観的に捉える第一歩です。
3. 具体的な対策を考えて実行する
とじる
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