地球の直径に関する地学の問題を解説! 黒点や月の直径も比の計算で求められる
2023年7月26日
みみずく
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中学受験理科の地学分野では、地球の直径に関する問題が頻出です。地球の直径を問う知識問題だけでなく、比を利用した計算問題もあります。これらの問題の解き方についてわかりやすく解説します。
Contents
地球の直径は暗記する必要がない
地球の直径を問う問題が出ると、「そんなの知らない」と慌てる受験生もいるでしょう。しかし、地球の直径とメートル法との関係から、その場で計算して求められます。
地球の直径はメートル法から求められる
距離をあらわす単位の「メートル(m)」は、メートル法によって「1kmは赤道から北極までの長さの10000分の1」 と定められています。赤道から北極までの長さは1kmの10000倍で10000kmです。この10000kmは地球1周の距離の4分の1です。逆に、地球1周の距離は10000kmの4倍の40000kmで、これが地球の円周の長さです。
地球の円周の長さがわかったところで、「直径=円周÷3.14」の公式に当てはめて40000÷3.14=12738.8…≒12740kmが地球の直径の長さです。地球の円周は正確には40075kmなので、実際の地球の直径は12740kmぴったりにはなりません。しかし、中学受験で頻出の記号選択問題に答えるだけなら、このくらいのおおざっぱさで問題ありません。
地球の直径を暗記したい受験生は?
それでも念のため地球の直径を暗記しておきたいのなら、語呂合わせをおすすめします。
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