学習 算数

暗算はコツを掴むだけ! 2桁の数の暗算スピードを速くする3つのコツ (1ページ目)


2桁のたし算やかけ算などの計算は、中学受験だけでなく、高校受験、大学受験、そして社会人になってからも必要な場面があります。2桁の暗算ができるようになると、今後の受験でも役立ちますし、お子さまの算数に対する意識も向上します。そこで今回は、2桁の暗算のスピードを速くするコツを紹介します。

2桁の数字の暗算の種類

2桁と2桁の暗算といっても、難易度によってさまざまです。特に、受験だけでなく社会人になってからも活用する場面が多い暗算の種類を、難易度別に紹介します。

繰り上がりのないたし算

31+63など、ぱっと見ても繰り上がりがないことがわかる計算。これは難易度もさほど高くありませんので、1桁のたし算ができれば簡単に解くことができます。算数が苦手というお子さまでも、計算ドリルで繰り返し練習すればできるようになります。

繰り上がりのあるたし算

2桁のたし算は、繰り上がりの計算が出てくると、少し厄介になってきます。78+98など、ぱっと見て難しそうな計算が出てきたら、いちど手を止めて、簡単に計算できる工夫はないか考えてみましょう。

2桁×2桁のかけ算

小学2年生で完璧に九九を覚えていても、2桁のかけ算となると暗算をするにはかなりのテクニックが必要になります。たとえば「35×14」などの計算は、暗算のテクニックを知らないと、筆算が必要だと思うかもしれません。でも、ちょっとした計算のテクニックを使うと、手軽に暗算ができるようになりますよ。

2桁と2桁の暗算を速く正確にするコツ

※画像はイメージです

ここでは、少し難易度が高い、繰り上がりのあるたし算と、2桁のかけ算のテクニックを紹介します。お子さまの受験勉強だけでなく、家事や仕事のなかでも、活用する機会が多くあると思いますので、ぜひお子さまと一緒にチャレンジしてみてください。

繰り上がりのあるたし算は、まずだいたいの数字で計算!

先ほど例にあげた、78+98。瞬時に計算するには少し複雑かもしれませんが、80+100の計算はどうでしょう? これなら暗算で180という答えが簡単に計算できたかと思います。繰り上がりのある計算をする場合は、そのまま数字とにらめっこするよりも、「だいたい いくつ」という数字に置き換えて、だいたいの答えを出してから誤差を微調整するほうが簡単です。先ほど例にあげたように、78はだいたい80、98はだいたい100というシンプルな数字にしてから、80と78の誤差である2と、100と98の誤差である2を引けば結果は同じになるのです。

脳内で瞬時に計算するのは難しいと思われる親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、実は日常でよくやっている計算なんです。スーパーで98円の値札を見ると、だいたい100円と自然に計算をしていますよね。さまざまな値札が並ぶ、スーパーやコンビニでお子さまと一緒に練習してみるのもおすすめの勉強方法です。

数字をバラして簡単にしてから計算

先ほど例にあげた35×14など「1の位が5の数字」と「偶数」の組み合わせの場合は、数字をバラすと簡単に暗算ができます。まずは偶数である、14を2×7に分解します。35×14=35×2×7に分解できたら、35×2を先に計算してしまいます(35×2は70になります)そこから70×7=490と簡単に暗算ができるのです!

だいたいの計算をしてから引く

たし算の暗算と同じように、掛け算の場合でも、だいたいの数字で計算して調整する方法が役立ちます。たとえば、99×27。これを筆算で計算しようとするとかなり複雑になりますが、99をだいたい100とみなしてから計算してみると、100×27-27=2700-27=2673と、シンプルな引き算のみで計算できる式に変わります。49や18など、あと少しで区切りのよい数になる数字が出てきたら、この方法を使ってみましょう。